セクシャルヒーリングTAOの癒しのセクシャルエッセイ |
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遠い遠い、はるか昔の物語から始まります。
樹上生活から、危険なサバンナでの生活を余儀なくされた、お猿さんのある一群は、
やが
て、二本の足で生活するようになる。四足のときの、後背位に限定されていたセック
ス体
位から、対面セックス体位が可能になり、セックスバリエーションが豊かになる。
二足歩行で空いた手は、男は、武器や道具を使い。女は、我が子を抱く。男は、槍を
持つ
手で夜は女をまさぐる。女は、赤ん坊を抱く手で男を愛撫する。性的タッチングの獲
得で、
性の快感が高まっていく。
仲間とのコミュニケーションによって発達した言語は、セックスでは、いざない・あ
えぎ、と
なって、性的官能表現が豊かになり、脳の快感中枢を強烈な刺激で揺さぶる。肉体的
快
楽に精神性を伴った快楽が付け加わり、性の快感は、さらに増進する。
発情期を失い、周年発情への道を選んだヒトは、季節を問わず四六時中発情し、いつ
でも
その気になればセックスができる。生殖の性から快楽の性の獲得。すけべ種哺乳類の
出
現、つまり、これがヒト科ヒト属ホモ・サピエンス種、人の誕生の物語だとされてい
る。
アフリカのサバンナで発見された最古の人類ルーシから、500万年という気の遠く
なりそ
うな時空を経て、現在の我々がいる。
脳あるゆえに人であるという。その脳は、ヒトの進化の終着点である、性を獲得する
ことで
完成された。脳は快感刺激を貯蔵するための臓器であり、脳は人間行動の司令塔とも
い
える。故に、性は「脳」なり、性は「生」なり。
こんな深遠なことを考えたのは、もちろん、私自身ではありません。京都大学名誉教
授の
大島 清先生から学んだ、『ヒトの進化と性の獲得の時系列』の雄大なコスモロジー
です。
先生は、産婦人科医であり、脳生理学者であり、性科学者として世界的に有名で、日
本
でも、テレビやマスコミなどでエネルギッシュにご活躍されています。
胴長短足で分厚い胸、真っ黒に日焼けしたゴツイ顔は、人間で言えば古武士の風格で
す。
しかし、目には愛嬌があり、笑うとガキ大将の面影になります。失礼ながら、動物に
例えれ
ばゴリラそっくり。京都大学霊長類研究所で、お猿の研究をされていたこともあっ
て、先生
自らご自身のことを、「ゴリラ教授」と称して人を和ませておられます。
八ヶ岳にある先生の別荘は、<サロン・ド・ゴリラ>と名づけられ、多彩な人々との
交流の
基地になっています。ある研究会でお目にかかってから、私は先生の人柄に魅惑さ
れ、1
993年3月7日には、先生を神戸にお招きしてご講演をお願いしたこともありまし
た。
大島先生はじめ、世界のセクソロジストで組織する、「世界性科学学会」という学会
があり
ます。ここに参加する、諸外国のセックスセラピストたちは、治療に必然性があっ
て、クライ
アントが希望する場合には、性行為も辞さないとのことです。諸外国に比べて、日本
の性
の臨床は実践から程遠い、隔靴掻痒の感というか、もどかしい思いがします。
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Inju・プロフィール |
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忘れました
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174cm 64kg
スリムで筋肉質
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セクシァル ヒーリング TAO
セックスセラピスト(自称)
気功・東洋療法士
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