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「セックスはどうして大事なの?」
そんな疑問にお答えする、エロスの伝道師亀山早苗の艶めきコラム。

第6回 バイブは友だち!?


今でこそバイブレーターやローターは簡単に手に入るけれど、
その昔はどこに行けば買えるのかさえわからなかった。
もちろん、そういうものを買えるだけの余裕もない。


高校・大学時代、私は必死に工夫した。
ボールペンでクリトリスを刺激し、
感じてくると太いマジックを膣に出し入れしたりした。
食べ物を入れるのはどうしても抵抗があったので、
何か他にないかと家中を探し回ったものだ。
あるとき、台所にかびたパンを発見。
それをゴム手袋の指部分に詰め、膣に入れてみた。
これがなかなかいいのだ。しばらくはその方法でがんばっていたと思う。


あとは小さなぬいぐるみの手。
ぬいぐるみなのに手だけはなぜかセルロイドっぽくなっていて毛がない。
その手の部分の角度が、なぜか私のクリトリス刺激にぴったりで、
夜な夜な声を殺して感じていた。(なぜなら実家住まいだったから)


あるとき、母が部屋に入ってきて、タンスの上のぬいぐるみに気づいた。


「あら、この子、なんだか手のところががびがびね」


ドッキーン。ばれたかどうかはわからないが、
もちろんそれからもマスターベーションは続けた。


大人になり、ようやくバイブを自分で買った日のうれしさは忘れられない。
それまでも男が買ってきたバイブを使ったことはあるけれど、
「これぞ私のおもちゃ」と思えるものを自分の働きで買ったのだから、
まるで自立したような気持ちになったものだ。


以来、何十本のバイブを手にしただろう。
仕事の合間にさっとイケるもの、じっくりクリトリスを責めてから
膣に入れると感じるもの、さまざまなタイプを使い込んできた。
どれもこれも「いい友だち」である。
バイブを使いながら、好きでもない男に犯される妄想を抱くこともある。
何人もの男たちとしまくる妄想も。


マスターベーションとセックスはまったくの別物。
男たちが自分の性器を「息子」と呼んで親しんでいるように、
私たち女性も,自分の「娘」ともっと仲良くなってもいいのではないだろうか。




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プロフィール
亀山早苗
明治大学文学部卒業後、フリーランスライターとして活動。夫婦間、恋人間のパートナーシップに関する著作多数。女性の立場から、男女間のこまやかなコミュニケーションのひとつとしてセックスを重要視する。 亀山早苗公式サイトはこちら・カフェ・ファタル
バックナンバー
第1回 色気のある社会
第2回 本当に好きかどうかを知るために
第3回 セックスは大事だ
第4回 最初に感じたのはいつか
第5回 マスターベーションをしよう
第6回 バイブは友だち!
第7回 バイブを使える男になれ
第8回 どこでしたことある?
第9回 オーガズムって何?
第10回 ふたりだからできること
第11回 初デートでエッチは禁物?
第12回 セックスの相性 サイズ問題part1
第13回 セックスの相性 サイズ問題part2
第14回 性の相性〜心と技術
第15回 セックスの相性〜話し合いは有効か?
第16回 エッチはしなくちゃいけないもの?
第17回 彼に無理なことを要求されたら?
第18回 エッチの代金は割り勘?
第19回 感じた「フリ」をする女性たち
第20回 男の自信の有無
第21回 男と女の間には
第22回 どうやって誘ったらいいかわからない男たち
第23回 男を馬鹿にする女が増えた!?

亀山早苗 著作リスト





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