大人になってもマスターベーションをしたことがないという女性は多い。
なぜしないのかと問うと、「好きな人がいないときは性欲がないから 」
という驚くべき答え。
さらに、「好きな人ができれば、ひとりでしなくてもセックスできる。
結局、マスターベーションは必要ない」のだそうだ。
好きな人がいようがいまいが、性欲はあるはず。
それを認めたがらない女性が多いのも知っているけれど、
よーく自分の心に聞いてみようよ。きっと性欲はある。
そしてそれはごく当然のことだ。
マスターベーションをしない女性の心の中には、
「ひとりでするなんてみじめ」という気持ちが潜んでいるらしい。
快感は与えられるもの、セックスは好きな人との特別な儀式だと
思っているのかもしれない。
わからなくはないけれど、やはり恋愛感情と性欲は
ときに切り離したほうがいいこともある。
自分の性欲を意識し、自分でそれを満たす。
どこもみじめじゃないはずだ。お腹がすいたら
自分で何か作って食べるのと同じこと。
私は自分で自分の性器を見たこともないのに、
「彼の愛撫が下手」と言う女性を、ずるいと思っている。
そういう女性に限って、「女の性器はグロテスクだから見たくない」
などと言うのだ。自分で見たくもないところを、触れたり舐めたりしてほしい、
しかも気持ちよくなるように上手にやれというのは、
男に対しても,自分の性器に対しても失礼ではないかと思っている。
どこをどうされたら、どんなふうな気持ちになるのか。
どのくらいの力加減で触れられるのが気持ちいいのか。
そういったことをあらかじめ自分でわかっていれば、
パートナーに「どうしてほしい?」と聞かれたとき、自分の意見が言える。
自分の快感に対して責任をもつのが大人の女ではないだろうか。
どうやってマスターベーションをしたらいいかわからないという声も聞く。
まずは体中に触れてみる。そして手鏡を使って、自分の性器を見てみよう。
どのくらいの力で触れたらクリトリスは感じるのか、
膣も開いて指を入れてみるといい。
膣はどう感じるのか、指はどう感じるのか。
自分を知るのは楽しいことだと私は思う。
ラブリーポップ
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