WWS ~vol.30 とにかくほめろ  

日本に長く住んでいて、日本語もぺらぺらのアメリカ人D君。
髪の毛が短くなっていたので、「切った?似合ってるね」と声をかけた。
アメリカ人にとって、「髪切った?すてきね」は
天気の話に次ぐあいさつみたいなもの。
「ありがとう、昨日切ったんだ」なんて返せばいいものをー。
D君は、頭をぼりぼりかきながら、「う、うん。あ、ありがとう・・」と
照れくさそうにしている。日本語が流暢になると、
返し方まで日本人みたいになるんだ。

アメリカ人は、とにかくほめる。
学校や会社の知り合い、友人、店員さんと客ぐらいの関係なら、
着ている服、身につけているアクセサリー、髪型をほめる。
男女なら、きれいな髪、美しい瞳、おしりのカーブ、声。
全体的にぼやっとほめるんじゃなくて、ちゃんと「どのパーツが、
どう優れているか」をほめる。だから、社交辞令だと思わず、
素直に喜べるんだろう。

そんなアメリカ人に影響されて、私も日本で人をほめまくる。
「かわいー」の一言じゃなくて、
「その暖色が、●●さんの瞳の色に合っていますね」
「すてきなネクタイですね。さすが見つけるのが上手」と具体的にほめる。
「何を企んでるんだ」とでも言いたげに、周りから冷たい視線を感じることもある。
ほめた相手が困っているのがわかる時もある。
でも、ほめられた人は、困惑しながらも、
目がニヤニヤと笑っているからおもしろい。

日本人は、「太った?」「疲れてる?」「最近ぼーっとしてるね」と、
ネガティブな指摘をすることが多い。
私はいちいち真に受けて、凹んでしまう。
ほめまくり作戦は、そんな日本流コミュニケーションに対する
私のささやかな抵抗でもあるのだ。

日本人は、ほめるのも、ほめられるのも、苦手。
日本語そのものが、誰かを直球でほめるのに不向きだし、
そういう文化じゃないから仕方ないところはある。
でも、わざわざ悪いところを指摘する必要はないじゃない?

「ほめると人は伸びる」ことを痛感するのは、セックス。
「それ、気持ちいい」の一言が、相手の技術をどんどん発展させていく。
具体的にほめる、をモットーに、セックス中の行動だけでなく、
体の細かいパーツ、匂い、ちょっとした仕草、どんどん声に出して言ってほしい。
最初は戸惑う相手も、きっとほめるうちに笑顔を見せてくれるはず。
ほめることは、相手に関心を持つことだから、
今まで知らなかったことも見えてくるかもしれない。
とにかくほめまくれ!

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