WWS ~vol.26 美食とセックスで体力を

東日本大震災から1ヶ月が経った。

地震直後は、できるだけ飲んで、今まで通り買い物をして過ごした。
定時で家に帰る人が増えて、飲み屋はガラガラ。
「日本の経済に貢献だ」と財布のひもをゆるめ、
 なるべく小さな店に行くようにした。
本当は、ただ毎日不安で、飲まずにいられなかっただけかもしれない。

「経済に貢献」を言い訳に飲み歩いていると、
どんなに飲んで食べてもおなかが空くことに気がついた。
電車の本数が少ないので、外出もあまりできないし、
そのせいで運動量も少ない。
なのに、やたらとお菓子に手が伸びる。
周りに聞くと「やっぱり?おなか空くよね」。

食欲に限らず、「無性にムラムラする」という人も多い。
男友だちは、「オナニーの回数が増えた」と声をそろえる。

ピンチになると、本能がむきだしになるって、本当だったんだ。
海外でも、大規模な停電があるとベビーブームが起こるらしい。

被災した人たちのことを思うと、
「自分だけおいしいもの食べて、いいのかな」
「こんな時にセックスって」と後ろめたくなるかもしれない。
でも、こんな時だからこそ、たくさん食べて、セックスして
、寝て、体力つけないといけない。
日本を立て直すために、いっぱい働いて、
さらに次世代の子どもたちを育てていかなければならないのだから。

東京の外国人は、すぐ国に帰ってしまった。
私も、海外の友だちから「お願いだから西に逃げて」とメールで言われた。
「そのうちね」とあしらいながら、粛々と飲み歩く。

ブラジル人からは、「日本は今、配給制なんだって?何か送ろうか」と連絡が来た。 

アメリカ人の友だちも「家族に帰ってきてくれと言われる」と話していた。
でも、彼は日本語が上手で、日本人化が進んでいる。
「みんな普通に働いてるから、いつも通り過ごすだけかなって」と冷静に言う。
 

すぐ「不謹慎だ」と怒ったり、花見まで自粛させられたり、
日本人らしい息苦しさもある。
でもパニックにならず、日常を取り戻そうとがんばる姿を見ていると、
日本人で良かったとも思う。

 
日本人らしい冷静さを保ちつつ、将来のために、
少しずつ楽しいことも解禁していきたい。
今まで入ったことがないような小さな飲み屋に行って
「貢献した」と自己満足してみたり、
節電でクーラーも灯りもない中、汗だくでセックスしてみたり。

小さな幸せをかみしめていきましょう。 
 
 

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