WWS ~vol.28  「彼氏」と「彼女」 の地位

海外で働いている日本人の彼が、もうすぐ帰国する。
代わりに書類を出しておいてほしいと頼まれて、
手続きの仕方をネットで調べていた。
すると、そこには

 「本人の親族のみ、代わりに提出可」

と書いてある。

ああ、まただ。

 「親族のみだって。くだらない!そんな書類ださないでよろしい」

鼻息荒く、彼にメールを送った。
彼女として立派に生きてきたのに、社会は全然認めてくれない。
「彼氏」「彼女」の地位の低さには、がっかりする。

「夫が急病で」と言うと心配され、
「夫と一緒に住みたいので、東京に異動したい」と言えば、
れっきとした異動希望として受理される。
でも、「彼氏が急病で」「彼氏と一緒に住みたい」は笑われて終わりだ。
10年一緒にいようがなんだろうが、結婚していなければ、
家族としては見なされない。

そりゃ、結婚していないから気楽なことも多い。
彼の家族の面倒を見たり、お金のことで揉めたりもしない。
その分、結婚しないデメリットは引き受けなくちゃいけない。

でも、誰もが簡単に結婚できるわけじゃないでしょう?
お金がないとか、親に反対されてるとか、
前の結婚の手続きが終わってないとか。
それなのに、彼氏、彼女の関係は、
遊んでてプラプラしてるイメージが拭えない。

今回の大震災で、恋人や、恋人の家族が被災した人も多いと思う。
夫婦が相手を思う以上に彼のことが心配なのに、
家族の代わりになれなくて辛いはず。
勝手な想像だけど、彼を助けに行こうとして 、
「家族でもないのに、やめなさい」と周りに止められた人、
結構いるんじゃないか。

アメリカ人の友人が、「心配だから、彼女を家に呼んだ」
と堂々と言うのを見て、とてもうらやましく思えた。

こんな状況を変えるため、フランスのように、
もっと事実婚を認めるべきだという声も上がっている。
でも、法律を作って解決する問題じゃない。
法律ができたって、「どうせ、内縁の妻でしょう」と言われてしまうのだから。
 

恋人を大事にできない人が、旦那さんや奥さんを大事にできるわけがない。
大変な時だからこそ、肩書きに関係なく人を愛する力を身につけたい。
自分の恋人を守るだけじゃなく、
周りの誰かが、恋人を守れる環境を作っていかなくちゃ。

ラブリーポップ通販サイト

ローター、バイブ、DVD等、女性向けラブグッズを扱う1999年開店の通販ショップ「ラブリーポップ」。女性スタッフのみで運営。女性が安心して使えるアダルトグッズを厳選し、バレないこだわりの梱包でお届け。郵便局や営業所止めでの配送にも対応。グッズ選びのご相談もお気軽に!