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エロスの伝道師亀山早苗連載・男と女、結婚とセックスレスについてのコラム。

第3回 風俗に行く男の心理とは




既婚女性から「夫が風俗に行っているのを知って、すごくショックを受けた。どうしたら辞めさせられるのか」と相談を受けたことがある。  


男友だちに取材を重ねてみたが、
どうやら男が思う「風俗」は、女が思うそれとは違っている。



「飲んだ勢いで、友だち同士で行くことがある。ノリだよね。単なる遊びだから」

「出張先でついつい……。ちょっとした刺激と興奮がほしくなって」

「なんとなく行く。別に特定の誰かに会いたいわけじゃないし、ほんの遊び心。日常にちょっとした非日常がほしいとき行くかな」  



こんなところが彼らの言い分だ。いずれにしろ、罪悪感などまったくない。
「気持ちとしては、ノリでカラオケに行くのと変わらない」
と言った男性すらいる。ただ、もちろん妻がいい気分には
ならないだろうということで、風俗に行ったことを話す男性はいない。 
女から見れば、風俗に行くこと自体が「裏切り」であり、
「浮気」の範疇に入ることもある。
いずれにせよ「許せない行為」のひとつだと言う女性は少なくない。
「男の生理だから、行っても別にかまわない」と言った女性もいるが、
彼女はすでに夫とはセックスレス。
外でするならいっそ風俗でしてくれたほうが、
家庭にもめ事を持ち込まれないからいいそうだ。  



女としての私は、確かに自分の夫が風俗に行っていることが
わかったらショックを受けると思う。
それは、「私とでは満足できないから行くのね」と感じるから。
ただ、ノリで刺激を求めに行く男の気持ちもわからなくはない。
そのとき、彼にとってのセックスは完全に遊びだから、
セックスを遊びととらえられない女性にとっては理解できないものなのだ。
いくら話し合っても、こればかりは平行線をたどるだけで答えは出ないだろう。  



もし夫の風俗通いが露見してショックを受けたら、
怒ったり、無理にやめさせようとしたりしても意味がない。
むしろ、女としてどれだけ悲しい思いをしているか、
自分が満足させられないことがつらい、と訴えてみたらどうだろう。
妻を悲しませる行為をしているということが感情としてわかれば、
少なくとも夫は露見しないよう工夫するかもしれない。
もっと熟慮してくれる男性であれば、妻の気持ちをもっと知り、
寄り添おうとする可能性もなくはないと思う。




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プロフィール
亀山早苗
明治大学文学部卒業後、フリーランスライターとして活動。夫婦間、恋人間のパートナーシップに関する著作多数。女性の立場から、男女間のこまやかなコミュニケーションのひとつとしてセックスを重要視する。 亀山早苗公式サイトはこちら・カフェ・ファタル
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バックナンバー
第1回 セックスレスになるきっかけ
第2回 満たされない男の行き場は・・・
第3回 風俗に行く男の心理とは
第4回 結婚したとたんにセックスレスに
第5回 マンネリセックスはなぜ起こるのか
第6回 マンネリセックスは打破できるのか
第7回 夫の行動が怪しい!?
第8回 仲のよすぎる夫婦
第9回 夫とだけはしたくない
第10回 恋をしてしまったら
第11回 夫の浮気が発覚して
第12回 夫の浮気、そして私の・・・
第13回 妻と恋人、求めるものが違う
第14回 妻と恋人、セックスの違い
第15回 セックスレスの裏に潜む感情
第16回 自分らしく生きるために
第17回 夫への積年の恨みパートⅠ
第18回 夫への積年の恨みパートⅡ
第19回 夫たちの孤独

第20回 家庭に居場所のない男たち
第21回 年の差婚の落とし穴Ⅰ
第22回 年の差婚の落とし穴Ⅱ
第23回 夫婦だからこそできること
第24回 夫婦だからこそできることⅡ

亀山早苗 著作リスト





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