このコラムを書き始めたときには、彼と出会ってもいなかったのに、
連載途中で出会い恋に落ち婚約し入籍まで、一気に進むとは
本当に ミラクルです☆

このコラムを読んでくださっている皆様のおかげでもあります！
本当にありがとうございます。
このミラクルと恩恵に感謝し皆様とも分かち合いたいと思います。

前回は、真実のパートナーに出会う「出会い編」でしたが、
今回は真実の愛を深める「おつきあい編」です。

加速度的につながりや絆を深め、人生を共に過ごすコミットメントを
するに至った過程の中で、パートナーシップで大切であると
感じるポイントを ご紹介いたします。
皆さまのさらに幸せなパートナーシップのご参考になれば幸いです。

（１）毎日つながる

パートナーと出会ってから、携帯電話・携帯メールという
文明の利器のおかげで 、一日も欠かすことなく
パートナーと言葉を交し合っています。
朝のおはよう、昼のごきげんよう、夜のこんばんは、といった具合に
一日に２〜３回はやり取りします。

これは、メールをしなさい、ということではありません。
あなたの心を相手に向ける、話しかける、気にかける、言葉を贈る、
愛や信頼を贈り、また受け取るというように、あなたと相手との間に
つながりの橋をかけ続けることです。

会わない日も、いつも一緒に過ごしているのと同じ体験をし、
自然に人生を共に生きていく流れにのっていきました。

（２）ありのまま分かち合う

前の結婚に失敗したときに痛感したことは、相手を傷つけまいとして
伝えなかったこと・言わなかったことは、結局人間関係を壊す方に働いた、
ということでした。

相手を傷つけることが目的ではないので、思いやりをもつことは大切ですが、
中長期的に継続する人間関係・信頼関係を築いていきたいのならば、
一見その人間関係にマイナスの影響を与えるようなことであったとしても、
自分の中に生まれている感情や思いを正直に、飾らずに誠実にありのまま
共有することです。

例えば、「不安がある」とか、「嫉妬している」等々・・・。
自分が正直になると、呼応するように相手も安心して正直になります。
片方がマイナスの想念にとらわれているときは、両方に同時に起こっている
ものなので、お互いに助けを求めたり、支えたり、自分たちに何が起きている
のかを見つめることができたりして、結びつきは強くなっていきます。

（３）してほしいことは、どんどん自分からしてあげる

私たちは、特に恋愛関係になると、相手に沢山の期待をしてしまいがちですが、
してほしいことがあるなら、まずあなたがそれを相手にしてあげる才能に
恵まれている、ということになります。

例えば、「愛しているよ」と言われたいなら、まず自分から心をこめて
毎日言うことです。与えるものが受け取るものになります。

（４）相手の問題は常に自分の問題、私たちの問題と考える

「鏡の法則」でも言われているように、あなたから見て相手の中にあるように
見える問題は、本当はあなた自身が持っている課題を
相手が見せてくれているだけです。

相手の問題を他人事としてみるのではなく、自分自身の課題、
「私たちの課題」として、主体的に受け取る姿勢を持つだけで、
二人の関係は飛躍的に進んでいきます。

（５）２人で一緒に楽しむことを創る＝時間と喜びを共有する

何か一緒に楽しめること、喜びを共有できるものがあると、会話も弾みますネ。
映画でも政治の話でもよいし、ただ散歩するとか、旅行でもボランティアでも、
２人で一緒に遊び心を共有できるものがあると、俄然楽しみが倍増します。

最初そういう共通の楽しみがなかったら、２人で見つけて創っていけば
それも楽しい過程になりますね。

（６）対等さ

「対等さ」はとても重要です。
相手が自分の言うことを聞くのは当然だと考えてしまったり、
自分をどこかで犠牲にしてしまったり、案外私たちは小さい頃からの
自分の人間関係のクセを、一番パートナーに出してしまいます。

パートナーというのは人間関係の修行道場みたいなものです。
ありとあらゆる、自分の人間関係のパターンがそこに現れてきます。

結局、自分が自分を尊重している分だけ、パートナーとも尊重しあう
対等な人間関係を持てるともいえます。

与える・受け取るの健全なサイクルは、この「対等さ」が基盤にあると
とてもスムーズに循環していきます。

（７）自分を大切に愛する

私たちは、大抵自分自身のどこかを嫌って切り捨てています。
私だったら、「競争心の強い自分がイヤ」とか、
「いい子でなければ愛されない」など、ありのままの自分では
愛されないと信じて、切り捨ててしまった部分をもっています。

ところが、自分の中に嫌いな部分が残っている分だけ、パートナーにも
１００％ありのままの自分を与えつくせない、ということが起こります。

パートナーに１００％自分を与えたい、という意欲を心からあなたがもつとき、
あなたは自分が１人ではできなかった、自分自身を嫌う部分と心から向き合い、
自分自身のことも心から１００％愛するチャンスと出会うことができます。

（８）コミットメント

毎日毎日、相手に自分を１００％与えつくすと選択し続けることです。
これは意外に難しい。

５０回目のファーストキス、という映画がありました。
事故で短期記憶しか脳の機能が残らず、一日しか記憶が続かない女性を
愛し続ける男性の話です。
その女性は、翌日になると彼との関係を一切忘れてしまっているため、
彼は毎朝彼女に出会うところから始め、愛を告げ、愛情を深めていきます。

彼女が毎朝イチから２人の関係を始めなくて済むよう、それまでの過程を
説明するビデオを朝一番に見せるようにし、２人の関係がその上に
築かれていくように工夫します。

これは極端な例ですが、コミットメントとは、毎日毎日選び続け、与え続ける
決意、覚悟、実践、ということです。

２人が本当に相手にコミットしあうとき、
２人の間の問題を全て解消する力を持つことができます。

（９）開かれた関係であること

これは２人の関係を、様々な可能性や他の人とのつながりに向かって
常にオープンに開いていることです。

いくらラブラブだからと、２人の世界に閉じこもっては、それ以上の成長や
発展が止まってしまいます。

沢山の人との友情や可能性を２人の世界に招き入れていくこと。
それは２人の関係の素晴らしさを、世界に与えていく姿勢でもあります。

（10）サレンダー

「サレンダー」は、パートナーがよく言ってくれることです。
言葉をそのまま訳すと、「降参する」ということ。
相手と競おうとせず、自分の主張を通そうとがんばらず、
１００％受け入れる、ということです。

相手の言うなりになる、ということではなく、相手を心から信頼し
ただ素直に受け取る姿勢です。

私が何かパートナーに伝えると、「はい、がんばります」と素直に言ってくれる
彼の言葉を聴くと、私はいつも愛しくて微笑んでしまいます。

（11）耳を傾ける

「耳を傾ける」とは、相手の話をただ聞く、ということではありません。
耳も心も傾けて、本当に相手が言いたいことは何だろうとハートを聴き
理解しようとすることです。

男性はあまり自分から言わないことも多いため、
「どうしたの？　話を聞かせて」と寄り添って問いかけることも大切です。

相手を理解しようと全身全霊を傾けて聴くと、相手は自分が承認されて
理解され愛されている、ということをしっかり受け取り安心します。
そしてあなたもより良く理解されるようになります。

（12）２人が築いていきたい関係を一緒に思い描き共有する

２人の関係のビジョンを描くということです。
２人で共通の目的や目標をもつと、２人の目は一緒に未来を見ます。
向かい合う関係だけでなく、手をつないで並んで人生を歩む、そんな
在り方に発展していきます。

ちょうど新年を迎える直前の時期です。
是非２人で、どんな２０１０年を過ごし創造していきたいか、
一緒に思い描いて共有してくださいね。

本格的に寒くなってまいりました。
あったかくして、風邪を引かないようにお過ごしてください。
皆様に、ますます愛と光と喜びに満ち溢れた新たな年が訪れますように。

愛と感謝をこめて
レイラ