〜セクシーで豊かな女になる経済講座〜
女性のためのマクロな視点から伝えるミクロ経済
|
 |
 |
みなさま、こんにちは。
セクシーで豊かな女になる経済講座【インテグラル】のレイラです。
いよいよ、民主党政権になり、新政権の皆様の顔をテレビや新聞を
通して国政や外交の場で見ることにも慣れてきましたね。
日本人は政治には無関心、とよく言われていましたが、
「変革」への想いをもつ人の数が一定の線を越えたとき、
一人ひとりの声の積み重ねが世の中を動かす原動力になるのを
改めて実感した方も多かったのではないでしょうか。
先日ある立食パーティで、新経済産業大臣が挨拶に出る場に居合わせる
機会があり、名刺交換をする人の列が並んでいたのをこれ幸いと、
ミーハー根性を発揮して私も列に並びました。
そういう場には珍しく女性が来て好奇心満々に名刺交換をしようとして
いる姿を見て、ちょっと引き気味だった大臣でしたが（笑）、
しっかりご挨拶させていただきました。
さて、今回は『女性が経済に貢献する〜クチコミパワー』というテーマです。
景気も底をうったのではないか、いやまだまだこの厳しい状況が
しばらくは続くだろうなど、経済予測は様々に出ておりますが、
私たちも経済活性化に貢献することができます！
なにしろ、消費の主役は私たち。
そんな経済に貢献するひとつの方法として、クチコミの利活用について
今日は触れていきます。
このサイトでコラムを読まれている皆様は、きっとクチコミ等も含めた
情報発信で、日ごろから周囲に影響を与えているなど、ご活躍されている方
も多いかもしれませんね。
こんな風に、クチコミを利活用をしているよ、といったお声などまた
お寄せいただけましたら大変嬉しいです。
◆お客様主役の会合の声に応えて
最近、仕事でお客様の会合を企画している中で、お客様自身が主役と
なって情報交換や情報共有を行うことができる「場」への需要が高まって
きているのを感じることが増えてきています。
企画にあたり、20社以上の企業のお客様にヒヤリングをしましたが、
みなさん、異口同音に一方的にセミナーで情報を得たりする以上に
横の情報交換や共有による学びの機会が欲しいとおっしゃいました。
情報が溢れているいま、単なる「情報」だけではなく、
何にどのように困っているのか、情報をどのように効果的に使いこな
しているのか、どのように工夫して課題解決に役立てているのかなど、
皆さんの「体験」や「知識」「知恵」を知り賢く活用したい、という
需要が高まっているのかもしれませんね。
◆「ワタシが主役」
以前友人の紹介で、株式会社ハー・ストーリィの日野社長にお会いした
ご縁でメールマガジンを拝読しています。
先日新刊『「ワタシが主役」が消費を動かす』を出版された、という
お知らせを頂きました。
女性、特に主婦を中心に女性のオピニオンリーダーの皆さんのネットワーク
を構築されていらっしゃるだけに、丁寧に濃密に集約された皆様のお声が
まとまっている興味深い本に違いない！ と早速拝読させて頂きました。
「ワタシが主役」の文字通り、消費者自らが発信する・意見を述べる・
表現する主役となれる、モノやサービスを購入することで得られる新しい
体験こそが、実際は購入の原動力になる傾向が強くなっているそうです。
確かに、友人の言葉と音楽を掛け合わせた新しいスタイルの素敵なコンサー
トを観に行ったとき、最も楽しく印象に強く残ったのは、「参加者も舞台に
上がって一緒に声を出してみましょう！」というステージの時でした。
みんな生き生きとステージにあがり、自分が主役になれる喜びや充実感を
感じながら、観客席に向かって思いっきり声を出すなど表現していました。
クチコミや、SNSも同じことかもしれませんね。
まさに、自分が主役となった消費者が、自分自身の体験を自分自身の言葉で
人に伝えていく表現活動ともいえるでしょう。
◆クチコミ〜信頼できる身近な羅針盤
ただし、クチコミは何でも活用するかと言うと、やはり情報や知識を伝えて
下さる方への信頼感は大事ですね。
自分がクチコミを利用する機会を考えると、その方が美味しいレストランに
詳しい方だから行く前に聞いてみようとか、ファッションセンスのある方だから
探している品物やサービスについて聞いてみようなど、個人として確かな
選択眼や真似をしたくなるような魅力的なセンスを持っている人に、
お聞きして教わり、活用していることが多いですね。
また、「食ベログ」のように、多数の方がポイントを高くつけているのであれば
きっと美味しいだろうと判断する、といった場合もあります。
情報が多すぎて、何を基準に選んだらよいのか迷うことも多い現在では、
迷うことなく、もしくは自分が選択するにあたって必要な付加価値情報を
得ながら、欲しいサービスや情報や商品にアクセスできる良い方法のひとつが
クチコミです。
良い情報を持っている方を知って上手に情報を引き出すことが出来ると、
それだけでお買い物上手になったり、面白い魅力的な体験ができたりする
ことにもつながったりしますね。
◆昔は井戸端会議だった？！
このコラムを書くにあたって、友達にもどんなときに口コミを利用してる？
と何人かに聞いてみました。
・良いお医者さんを見つけたいとき
・育児グッズなどの子育て情報
・塾や学校をどこにするかなどの教育関連
・良い美容院情報
・美味しいレストラン
・化粧品や、美容器具などビューティ関連
・サプリなどの健康食品
教育や医療、美容院など、評価がなかなか難しく、しかもそのサービス内容の
良しあしによって大きく満足度が左右されるものについては、皆さん
しっかりクチコミを活用しているようです。
こうやって見ると、家庭のお財布を握っている女性が、日常生活の消費に
大きな影響力を発揮していることが見えてきます。
皆さんが経済に貢献する道はいろいろな方法がありそうですね。
そして、この利用している口コミの項目を眺めていたら、これは昔は
井戸端会議と称して、日頃から近所で奥さまたちのおしゃべりの中で
流通していた情報だったのではないか、と思いました。
口コミとか、コミュニティとか、言葉は最新用語に衣替えしても、
信頼ある体験情報や知識、生活の知恵が女性の間で特に濃密に
交換されていくのは、今も昔も変わらないのかもしれません。
◆どんなときにクチコミする？
それでは、今度は皆さんが「クチコミをする人」になるときのことを
考えてみましょう。
どんなときに、皆さんは思わず他の人に、「この○○ってすごく
良かったわ！ なにしろね・・・」と話しだしてしまうでしょうか。
◎感情が揺り動かされる物語がある
・驚き：ユニークな個性があって珍しい。インパクトがある。
・共感：その人や企業の生き方や信念が伝わってきて、そこに共感する。
・感動：そこに至るまでの失敗や挫折、そこから蘇って今がある、といった
ドラマがある。
・ワクワク：その人や企業の世界に触れると楽しくなりワクワクする。
◎こんなに良いものは、人に伝えなくちゃ！ と使命感を感じてしまう
・環境に良い
・品質が良い
・体に良い
・健康に良い
・教育に良い
・○○の分野で困っている人に役に立つ
◎自分がその商品やサービスのファンになってしまった。
・何回かの利用を経て、その商品やサービスの魅力や信頼性、品質に
確信をもち、魅了されてしまったあなたは、話す機会があれば
その良さについて自然に話し始めてしまうでしょう。
是非、良い情報は自分だけにとどめず、どんどん共有・交換して
経済活性化に貢献しましょう（^^）
何事も与えると受け取る、という循環が発生しますから、発信した人の
ところに、また良い情報がやってくることになります。
良い情報をどんどん豊かに受け取るためにも、皆さんからも、皆さんの
体験や価値観、鑑識眼溢れる良い情報をどんどん発信していきましょう♪
そのうち、あなたは「◎◎の分野なら○○さんに聞くといいわ」
なんて人に注目して言われる人になっていくかもしれません♪
それが、セルフ・ブランディングの始まりになったりするかもしれませんね。
◆クチコミする・される女性になる！
それでは、最後に「クチコミ」を利用して賢い消費者になるだけでなく、
経済活性化にも貢献し、さらに良い情報をどんどん発信して、
セルフ・ブランディングまで確立してしまう、クチコミする・される
豊かな女性になる方法についてまとめてみましょう。
・一人で迷ったり考え込んだりしない。
自分に足りない知恵・知識は、どんどん人に聞いて賢い消費者に
なりましょう
・情報発信者になろう！
良い情報は、どんどん共有・交換・発信して、自分の知識や知恵を
みんなのために役立てましょう。
経済活性化にも貢献できますよ☆
・クチコミされる女性になり、セルフ・ブランディングして魅力をアップ！
あなた自身の体験を大切にし、自分の価値観や好きな世界をもって
それを惜しみなく人に分かち合い与えていきましょう。
いつか、そんなあなたの生きる姿勢や在り方が魅力となり、あなたの
ファンとなる人たちが自然に生まれてくるかもしれません☆
このように、「クチコミ」も極めれば、セルフ・ブランディングにも
通じる、魅力的で豊かでセクシーな女性になるためのコミュニケーション
のひとつなのですね。
是非皆さんの素晴らしい世界観や価値観を、いろいろな人に分かち合って
豊かさを広げていってくださいね。
|
|
 |
 |
|
 PICK UP !! |
|
|
| プロフィール |
レイラ
外資ＩＴ系の一部上場企業で戦略企画を担当する。
仕事柄海外出張も多く、
グローバルな視点で社会を見るようになる。
ホリディを使って東南アジアのボランティア活動にも
参加。公私ともに社会貢献にたずさわっている。
|
|
|
|
