TABOO ~芸術と性の禁忌

今回は芸術とも絡ませて、性の禁忌のお話をしたいと思います。
有名な西洋の絵画というと、皆さんは何を思い浮かべますか?ルネサンスの巨匠の肖像画でしょうか、印象派の美しい花の絵でしょうか。

性も文化、芸術も文化、そのつながりはどの時代においても非常に強いものがあります。セックスや官能がなければ、芸術が栄えることは決してなかったでしょう。
私が今回焦点を当てたいと思うのは、西洋の神話を題材にした絵画です。

神話というのは主にギリシャ神話ですね。神、人間、妖精、動物、妖怪・・・。あるとあらゆる生命が登場し、様々な物語を展開させていきます。こうした神話の内容を題材にした絵画が西洋には沢山あります。そうした絵画に描かれている美しい女性達…かなりの率で裸、もしくは半裸です。

でもキリスト教的抑圧の強かった時代、絵画で女性の裸体を描くことは実は非常に憚られることでした。

でも異教だったら話は別。自分たちとは全く違う宗教の物語を借りることで、それがいい口実になっていたんですね。隠れ蓑というか。
キリスト教徒だって裸は見たい。男性はいつの時代も女性の裸体を求めるものです。
お金持ちや貴族の男性たちはこぞって芸術家に注文し、自分の部屋を飾るプライベートな絵画にそうした裸体の女性像を望んだんですね。美しい絵画は財産であり、自慢の種でもあるので、親しい仲間内で鑑賞するという楽しみもありました。
男が集まって裸を鑑賞してあれやこれや言うなんて、昔も今も変わりませんね。ただ現在とはだいぶ違って、そうした趣味はかなり高尚なものでありました。神話の題材などきちんと知っていなければならないし、絵画に込められた様々な意味合い、象徴を読み解くための教養が必要だったんです。

もちろんそれなりに財産がなければ、有名な画家に頼んで絵を描かせることなんて出来ませんよね。庶民たちに裸婦像を手軽に見る機会が与えられるのは、印刷の技術が発展してからです。そうした点から、だいぶ高尚なお楽しみだったのです。
それにしても、宗教が固く禁じているのにも関わらず、男たちの「裸が見たい」という欲求は抑えきれないんですね。性的に魅力的なものはいつの時代も求められ、厳しく弾圧されている時代においてさえも、決してなくなりはしないのです。

皆さんも美術館に行く機会があったら、
裸婦像に思いを馳せてみてください。

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