ラブリーポップ公式マガジン

MANTARA

ちょっぴりエキセントリックな精神科医が綴るセックスのこと、セックスに関係するお話し。

男は簡単には裏切らない

 

女友だちから「男に甘い」とよく指摘されるとい
うKAMEYAMA氏(KAMEYAMA第11回)とは違って、
このコラムにおいても、男子にはさんざん数々の
苦言を呈し続けてきた私ではあるが、
最近その心境に少々変化が起きている。
自立のステージの享楽を、十分堪能させてもらったおかげかもしれない。
みなさん、お世話になりありがとう。合掌。

あるとき、ふと、セックスにおける自己中心さに気づいた。
男子を道具化してきたことにも気づいた私は、
その後罪悪感にさいなまれ、元彼の方々に、連絡がとれる人には直接、
そうでない人は心の中で、彼らに心から謝った。
その罪悪感を癒して一段落した後、
よくよくみずからの男遍歴の過去を振り返り、
様々な他人のケースなどを思い浮かべるにつれ、
「どうも男子はそんなに悪い種族じゃなさそうだ、いやむしろ・・・」
と思い始めた。
依存のステージで傷つくと、色メガネでしか見られないものなんですね~。
これは言い訳です(笑)。
みなさん、癒されると、間違った思い込みを作る色ネガネが外れます。


ともかく、どうも悪い人たちじゃなさそうだと気づくと、
昔聞いた、「男は犬論」も思い出した。(MANTARA第12回
犬といえば、忠犬ハチ公。
今でも渋谷の真ん中に君臨し、映画にまでなった、ハチ。
男子は、実はハチのように忠実なのだ。
そんなに簡単に家出をしたり、別の飼い主にくっついていったりはしない。
もちろん、うっかり性欲に踊らされる若い時期はあるだろう。
でも、もし、その若い時代を過ぎても、うろうろあちこち手をだす浮気性なら、
おそらく、傷つくのが怖くて一人の女に忠実になれないのだろう。
もし、不仲になるなら、飼い主から忠実さが認められてない
という寂しい想いがあるのだろう。

犬はご褒美が大好きで、忠実さを示すいろんな行動やプレゼントをする。
それに対して十分な(犬が欲しいと思っているような)ご褒美がいただけないと、
だんだんやる気を失ってしまい、飼い主に対して怠惰になる。
飼い主から心が離れてしまうのだ。
それでも忠実な犬は裏切るまでには至らない。
もし犬が裏切るなら、褒美がまったくもらえないか、
かなり手ひどい仕打ちを受けたと感じているか、どちらかだ。

私も浮気をされた経験がないとは言わないが、
それを言いたくないのは、その以前に私が相手に対してした
手ひどい仕打ちを思い出さずにはいられないから。

さて、そんな苦しみをハチに二度と与えないよう、
今日も自分のパートナーの欲しがるご褒美を与え、
ヨシヨシしてあげよう!

 




Stanley

二階堂ターラ

精神科医。エッセンスリーダー。 上智大学心理学科卒業後、精神科医師をめざす。 大学病院での研修・研究・臨床・学生指導、大手企業数社で、産業精神科医としてメンタル教育・診療、 地域での看護学校講師を経て、 現在は副院長として単科精神病院に勤務し、地域医療に貢献している。 代替医療としてヒーリング、エネルギーワーク、ヒプノセラピーなどを診療に取り入れつつ、 最近では知識と経験に基づく直感法を用いたエッセンスリーディングを行い、全人的な癒し、幸福に導くために貢献している。


TAGS: 恋愛とセックス


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