ラブリーポップ公式マガジン

MANTARA

ちょっぴりエキセントリックな精神科医が綴るセックスのこと、セックスに関係するお話し。

依存女のシマリや、いかに?

 

ヨガの先生が、「日本人は内股になりやすい。 外人にはあまりない」と言っていた。
本当にそうなんだろうか。
ここで言う内股とは、O脚とも呼ばれ、
脚、特に膝から下のふくらはぎ部分が外側に湾曲していることを指している。
人種としての日本人が、身体構造上の影響で内股になりやすいのかどうか?
私は整形外科医じゃないから、その医学的根拠には無知で、
何とも言えないけれど。
でも、たとえば、猫背の自信家はいないとか、
胸をはっている弱気な人はいないとか、

任侠映画を観た後、肩で風きって、ガニ股で、身体をゆらしながら歩くとか。
身体の姿勢が、心のありようを表現しているのは想像しやすいだろうと思う。
内股は日本人の(特に女性の)心のありようや
日本文化の表現では?と私は疑っている。

だってね、
証拠1: 日本人でも、帰国子女の内股ってあまり見ない。
証拠2: 海外在住日本人が内股なのもあまり見ない。
証拠3: 日本人でも、男性の内股はあんまり見ない。
証拠4: 10~20年前より、内股を見かけることが減った等々。

こう見てくると、日本人の身体構造上で内股が生じているというより、
心や日本の文化的影響のほうが大きいのでは?という疑問が自然と出てくる。
そこで思い出すのが松田聖子さん。
かつて松田聖子さんが「ぶりっ子」と揶揄されていたちょうどその頃、
彼女はすいぶんひどい内股だった。

日本人男性が期待する女性像(昔で言えば「ぶりっ子」)、
すなわち、可愛くて、男性を頼り、逆らわず、自己主張せず、
すぐ泣いちゃったり、自分じゃ何もできない 、
「オレが守ってやらなきゃ」と思わせる依存的女性。
その女の心のありようを表す姿勢が、内股ではないか。
時は流れ、女性は強くなったため内股女性もずっと少なくなったと
考えると辻褄が合う。


それでも、依存女は、表現の形を変えて今も生存しているかもしれない。
「結婚すれば、彼が幸せにしてくれる」と心密かに思っていたり、
社会や環境や誰かのせいにしたくなる心持ち。
言葉に出さなくても、心の片隅でチラリと思っている人、いませんか。
お酒、ギャンブル、恋愛、合コン、買い物、食べ歩きにハマる生活。
依存(症)女になっていませんか。

なぜこんなに延々と内股話をしてきたかと言えば、
風が吹けば桶屋がもうかる式に話を進めて行くと、
依存とシマリは関係するってこと。


依存的心の女は内股である
→内股は骨盤の開閉に関係する
→骨盤の開閉はシマリと関係する。
もう少し説明すると、内股は坐骨が開き気味になっている。
→坐骨が開き気味だとシマリは・・・。
え~っと、想像してくださいね。
だから皆さんには、非常に有益な情報になるはずですが、いかがでしょう。






Stanley

二階堂ターラ

精神科医。エッセンスリーダー。 上智大学心理学科卒業後、精神科医師をめざす。 大学病院での研修・研究・臨床・学生指導、大手企業数社で、産業精神科医としてメンタル教育・診療、 地域での看護学校講師を経て、 現在は副院長として単科精神病院に勤務し、地域医療に貢献している。 代替医療としてヒーリング、エネルギーワーク、ヒプノセラピーなどを診療に取り入れつつ、 最近では知識と経験に基づく直感法を用いたエッセンスリーディングを行い、全人的な癒し、幸福に導くために貢献している。


TAGS: 恋愛とセックス


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