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世界のセックス事情、 世界の女性のセクシャルな話しをヒソヒソ話し感覚でお伝えするコラム。国際恋愛、国際結婚、外人と日本人の男性の違いなどを、ワールドワイドに綴ります。

「彼氏」と「彼女」 の地位

海外で働いている日本人の彼が、もうすぐ帰国する。
代わりに書類を出しておいてほしいと頼まれて、
手続きの仕方をネットで調べていた。
すると、そこには


 「本人の親族のみ、代わりに提出可」


と書いてある。


ああ、まただ。


 「親族のみだって。くだらない!そんな書類ださないでよろしい」


鼻息荒く、彼にメールを送った。
彼女として立派に生きてきたのに、社会は全然認めてくれない。
「彼氏」「彼女」の地位の低さには、がっかりする。


「夫が急病で」と言うと心配され、
「夫と一緒に住みたいので、東京に異動したい」と言えば、
れっきとした異動希望として受理される。
でも、「彼氏が急病で」「彼氏と一緒に住みたい」は笑われて終わりだ。
10年一緒にいようがなんだろうが、結婚していなければ、
家族としては見なされない。


そりゃ、結婚していないから気楽なことも多い。
彼の家族の面倒を見たり、お金のことで揉めたりもしない。
その分、結婚しないデメリットは引き受けなくちゃいけない。

でも、誰もが簡単に結婚できるわけじゃないでしょう?
お金がないとか、親に反対されてるとか、
前の結婚の手続きが終わってないとか。
それなのに、彼氏、彼女の関係は、
遊んでてプラプラしてるイメージが拭えない。


今回の大震災で、恋人や、恋人の家族が被災した人も多いと思う。
夫婦が相手を思う以上に彼のことが心配なのに、
家族の代わりになれなくて辛いはず。
勝手な想像だけど、彼を助けに行こうとして 、
「家族でもないのに、やめなさい」と周りに止められた人、
結構いるんじゃないか。

アメリカ人の友人が、「心配だから、彼女を家に呼んだ」
と堂々と言うのを見て、とてもうらやましく思えた。


こんな状況を変えるため、フランスのように、
もっと事実婚を認めるべきだという声も上がっている。
でも、法律を作って解決する問題じゃない。
法律ができたって、「どうせ、内縁の妻でしょう」と言われてしまうのだから。
 

恋人を大事にできない人が、旦那さんや奥さんを大事にできるわけがない。
大変な時だからこそ、肩書きに関係なく人を愛する力を身につけたい。
自分の恋人を守るだけじゃなく、
周りの誰かが、恋人を守れる環境を作っていかなくちゃ。



Stanley

レイチェル・マキ

職業:フリーライター

ライター。明るく楽しく気持ち良いセックスについて、「せくすばっ」で連載中。 高校1年生で交換留学生としてアメリカへ。大学時代も数々の国を旅して、あちこちで恋に落ちた。外国人とばかり付き合っていた時期もあったが、現在は日本人の彼氏と遠距離恋愛を楽しんでいる。「セックスに国境はない」が人生のテーマ。


TAGS: 恋愛とセックス - 国際恋愛


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