世界のセックス事情、 世界の女性のセクシャルな話しをヒソヒソ話し感覚でお伝えするコラム。国際恋愛、国際結婚、外人と日本人の男性の違いなどを、ワールドワイドに綴ります。

日本で暮らす外国人の中でも、各国から集まるモデルたちはよく目立つ。 肌が白く無機質で、まるでアンドロイド。 叶姉妹が連れて歩いている「グッドルッキングメン」なんか、いかにもモデル顔。 彼らの私生活って想像できないけど、 きっと美への強いこだわりを持って暮らしているのだろう。 聞いたことないような水を飲んだり、体の隅々をきれいにしているはず。 そう思っていた、Kさんの彼の話を聞くまでは。
Kさんは、アパレル業界で働く30代女性。 容姿端麗で、その辺の男にはまるで手が届かない雰囲気だ。 去年の秋ごろ、彼ができたというので写真を見せてもらうと、 それはモノクロの作品だった。「彼、モデルなの」。
KさんとR君が出合ったのは、とあるファッションの撮影現場。 仕事のために来日したR君は、現場にいたKさんにひとめぼれ。 彼女が帰ろうとスタジオを出ると、急いで追いかけてきた。 美しい年下のドイツ人モデル。 すぐにいい感じになったけれど、手は出してこなかった。 モデルだからといって軽くない。むしろ大事にしてくれる。 過ごした時間は数日と短かったものの、運命を感じた2人。 彼は「日本に戻ってきて一緒に暮らす」と約束してくれた。
Kさんは、同棲していた元彼の家を去り、マンションを借りて準備していた。 しばらくしてR君が再来日し、誰もがうらやむような2人の生活が始まった。 ところが、だ。きれいな顔に似合わずR君は、一週間同じパンツを履き、 マグカップにカビを繁殖させ、シーツに鼻●そをこびりつける バイキン野郎だったのだ。
ヨーロッパ人のシャワーが適当だという話はよく聞く。 フランス人とSEXした友だちは、 「数十秒、シャワーを浴びるだけで何も洗わない」と驚いていた。 ところがR君は、シャワーすら浴びないのだ。 パンツも洗わないし、開けたペットボトルはそのまんま、 飲みきっていないのに次のペットボトルを開ける。 カップに注いだ飲み物は放置する。 捨てようとすると怒るので、片付けることもできない。 「毛が抜けて、仕事がなくなったら困る」と髪の毛だけは念入りに洗うのを見て、 「何故そのまま一緒に体も洗わない??」と心の中で何度も叫んだ。 日本食は口に合わず、食べるのはパスタのみ。 Kさんは、毎日フローリングをクイックルワイパーするほどキレイ好きで、 おいしいお店にも詳しい。それなのに、カップに浮かぶカビや、 異臭を放つパンツに囲まれて、毎日パスタを食べるはめになった。
そこまでやられても、人のいいKさんは「私が潔癖症すぎるのかもしれない」 と彼に歩み寄った。大好きなクイックルも回数を減らして我慢した。 だって、目の前には美しいR君。 バイキン野郎であることは百歩譲って、夜の生活に期待しよう。 しかし、蓋を開けると、彼はSEXにもまるで興味がなかった。 手を出さなかったのは、単にSEXが好きじゃなかったから? 同じベッドで寝ていても、何も起こらず悶々とする日々。 ある日、洗濯しようとシーツを外してびっくりした。 Kさんの寝ている側だけ真っ白、もう片側は真っ黒だった。 彼が寝ている側には、固まった鼻●そが所狭しとこびりついている。 Kさんがムラムラしてる隣で、彼は鼻をほじほじ、シーツにこすりつけていたのだ。 洗濯機でも落ちない鼻●そを指ではがしながら、 「こんな生活、もう無理」とギブアップ。しばらく距離を置くことになった。
「彼と離れてみることにした」との報告を受けた日、 私とKさんは青山でご飯を食べていた。 終電の時間が気になって「Kさんのマンション、ここから近いですよね?」と聞くと、 今は実家から通っているという。「彼は引っ越すお金がないから、 私が実家に帰って、彼がマンションに住むことになったの」。そんな馬鹿な!
ファッション業界で輝く女性とモデルの恋。 ドラマのような話だけど、ドラマのようにはいかないもの。 今度は、キレイ好きなモデルに来日してほしい。 それとも、そんな完璧な人間なんていないのかしら。
職業:フリーライター
ライター。明るく楽しく気持ち良いセックスについて、「せくすばっ」で連載中。 高校1年生で交換留学生としてアメリカへ。大学時代も数々の国を旅して、あちこちで恋に落ちた。外国人とばかり付き合っていた時期もあったが、現在は日本人の彼氏と遠距離恋愛を楽しんでいる。「セックスに国境はない」が人生のテーマ。
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