ラブリーポップ公式マガジン

STD kinen

現役風俗嬢が送る人生ルポ

ワークショップをひ らくことになりました

私、田中課長がラブリーポップさんのプロデュースのもと、ワークショップをひらくことになりました。その意気込み、兼、予告を。

ことの起りは、ラブリーポップのスタッフ日記で、「今後、ラブリーポップではワークショップを行います」という記述を見つけたことから。「ラブリーポップさんがワークショップ」→「じゃあ私も?」→「そうだ、ワークショップやるのは運命(さだめ)」、という、「→」の間に、常人には理解し難い曲解がいつもの通り挟まれ、「私もその企画の一端を担いたいっス!」、おサルのカゴ屋にも劣りそうな自らの細腕を省みず、担ぐ気が満々なヤバい書簡を投函したのでした。キャッチ。ラブリーポップさん、それをキャッチ。もんすごい暴投を拾ってくれるストライクゾーンの広いお店です。そういわけで、8月22日(火・13時〜16時)についに実現の運びが、えっさほいさ、えっさほいさ、近づいてくるにいたっています。

こういう経過を書くと、猫なのに小判に執着、馬なのに念仏エンドレスチューン、な、白も黒と言い張るココロザシ溢れる熱いヤツのようですが、実際の私は青びょうたんが骨の髄まで沁みた無気力なもやしっ子で、煮すぎた煮びたしのように歯ごたえの悪い日常を、瓜実顔から魅力を吸い取った成りで送っているのです。そんな私がなぜ、一陣の風のごとく自分を押し売ったのか。相変わらずウラナリではあるものの、歳はとるもの。どんよりするばかりであった若い頃にくらべると、今まで多くの人の感情や、繋がり、存在そのもの、または場によって、なんとかやってこれている自分がいるのです、確実に。決定的になんとかはならないけど、どこまでどうなるかはやっぱ本人のヤル気も大きく関係すると思うけど、生きてるし、生きていたいという欲望はすくすくと育ってきているのです。そりゃあ、昔に比べれば、断然違う。よかった。本当によかった。そんで「なんとかなってきた」あたりの、そのエッセンスを、どうにかして言いたい、伝えたい、というのがあるのです。つうか、ここまで大丈夫になったから、ちょっとは何かどこかに返礼したい、というのもあります。

この一連の連載がしめすごとく、現実生活よりも、妄想を頼りに生きている田中、決して人前に出るのが得意じゃないっス。エッジが効きすぎてない?最近の現実?っちゅーぐらい世知辛い世の中だし、そういった尖った情報が刺さってすぐへたるし、収入に比べ寝具へのコダワリがすごいある、それは布団に入ってる時間が常人より長いという理由だし。そんな、客足が遠のくような不安材料を並べていますが、なんつのか、そういうヤツがやるからこそ醸し出される説得力っていうのを、ウリにしたいです。かつ、自らの器を大きく越えることをしてまで、やりたいことです、今回のワークショップ。

最初の妄想力のみで押し切っていた鼻息が荒い田中のプレゼンからはじまり、ラブリーポップさんとの数回にわたる打ち合わせで揉まれ、いい具合に進んでいっています。テーマは「カラダとココロを通したgive&takeの楽しさを知る」です。ラブリーポップさんでやるってことで、エロティークな内容をつい想像してしまいますが、田中は意外と地味で実直な性格なので、それがよく出た内容になる予定です。「ふれる、伝える」というのの楽しさ、繊細さを感じる練習を、皆さんとしたいです。詳細が決まり次第、またお知らせされると思います。お待ちしております。かなりココロから。



Stanley

田中課長

風俗風来坊。マンガ好き。日記書いてます。どんぞお立ち寄りください。(※開店中)


TAGS: 恋愛とセックス


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