助産師、看護学学士、臨床心理学修士、現大学講師が語る、女性のセックス・オーガズム・子供の性教育についてのコラム。
うちの長男が生まれたとき、私は26歳のシングルマザー。
都会の高層 マンションに生まれたばかりの長男との二人暮らし。
何から何まで、初めての経験ばかりで無我夢中だったが、
一番 困ったのが、「おちんちん」の扱いだ。
赤ちゃんは、おっぱい飲んで、一日に何度もうんちする・・・。
で、その うんちがまず、おちんちんにからみつく。
タマタマのしわにも入りこむ。
それをきれいにふき取るだけでも、大変な作業だ。
その時に、女性であるママは、「おちんちん」への力の入れ具合、
抜き具合が、まったく分からず困惑する。
物として触ることもできないが、いくら自分の子どもだからといって、
自由に気軽に触ってはいけないような気がするからである。
そこに、男性を感じているわけである。
「近親相姦しては、タブー」気分なんだな、こりゃ・・・。
間違いのないように、神聖なものとして祀り上げて、
触るにはおそれ多いのであるぅ~、ははぁ~!とひざまずく。
でも、神聖過ぎてあまり直面できないから、さらっといい加減に拭く。
いい加減に洗う。
そんなことしているうちに、ムケてない「おちんちん」は
容易に炎症を起こし、病院へ連れて行く羽目になるのである。
気をつけて、きちんと洗ってあげてね。とほほ。
ムケてない、といえば もう一つ。
私が、その後 子育てのベテランになり、
医療従事者としても保健センターで乳児健診に関わり、
たくさんの親たちの相談にのるようになってから
自信を持ってお勧めしていることをお伝えしよう。
みんな知ってる?
実はあまり知られていない。男の子のおちんちんは、
生まれてからお風呂などに入れるとき触るたびに、
そっとむいてあげてくださいね。
もちろん、痛くしないように毎日少しずつね。
そうしてあげると、思春期になってから無用に悩まなくてもよくなるのだ。
日本人は仮性包茎が多い。
(仮性包茎は、亀頭がちょびっとだけ見えているのだけど、皮が被っちゃっているやつね。ちなみに真性包茎は全然カメ頭がみえないやつです)。
全国の子育て中のママ、幼児期までは、さりげなくムキムキしてね!
小学生になったら、やめないと気持ちよくなっちゃうかも、だからね~。
「おちんちん」のことって、誰にも教えてもらえないよね 。
「おちんちん」のことだけじゃなくて、女子だって、
断片的に月経について教わるけど、
本当に知りたいこと、学びたいことは知ることが難しい。
男子だって、自分の身体の一部である「おちんちん」について
正しく知っている人がどれだけいるだろう。
なんだかおかしい。私は、地元の小学校で高学年の児童に
理科の特別授業として、性教育をしているのだけど、
みんな純粋に、自分の身体のことや性のこと、
いのちのことに興味持っているし、
それを大人に聴きたがっていることを痛切に感じる。
いとおしい、いとおしい自分の中の一部である
「おちんちん」や「おまんこ」について、
はっきりと小学生と語り合える大人でいたいな、と思っているこの頃。
では、また来月に続くね!
次回は「シリーズ2:自分の体を慈しむこと-オナニーについて」書きまーす。
愛と祝福をこめて、相咲依久子より
泌尿器科医(おちんちんの医者)を父に持ち、その恥ずかしさからか、 小さいころからセックスに嫌悪感を抱いて育つ。それとは裏腹に、様々な性体験を くぐり抜けるうち、自分のギャップある人生に疑問を持ち、学問としての「性」を学び始める。3回目の結婚でようやく宇宙体験なSEXを共有するパートナーを得る。夫と子ども達との幸せな5人暮らし。助産師、看護学学士、臨床心理学修士、カウンセラーとして特にED(勃起不全)の男性や妻とのカウンセリングを専門的におこなってきた。現在、大学教員として、「こころ」「いのち」「性」をキーワードに情熱あふれる教育をおこなって いる。
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