ラブリーポップ公式マガジン

More Onanism!

女性の性欲、オナニーに飽き足らず、子供の性教育、女性ホルモンや子宮など「女性のからだ」に目を向けたコラム。 連載期間:2008年~2009年

大人のオモチャへの憧れ

「女性のためのSEXレポート」(オークラ出版)によれば、約7割の女性がオナニ ー経験あるらしい。(http://www.ni.bekkoame.ne.jp/uenonorio/eripido.htm

この結果を見て私はちょっと安心した。みんな、口にはしないけれど「実はオナニーしてるんだ~!」と。どんなに親しくっても女同士で「オナニーどうしてる?」なんて話題はできないから「みんな、どうしてるんだろうな~」と興味があったのだ。

さらには、もうひとつ興味深いアンケート結果が……。器具(ローター・バイブ 等)を使ってオナニーしたことがありますかという問いには25%が「ある」・72 %が「ない」と答えている。私も日常的なオナニーはうつオナが多いんで「器具 使わない派」に入るのだろうけれど、大人のオモチャを使ってオナニーする人っ て意外に少ないんだね……。みんな、うつオナや指をつかってするのだろうか( その辺ももっとリアルに知りたいのだが欲張りすぎか)。 


器具を使ってオナニーする女性の回答を見ると、「あの動きは指ではできません」「好きなだけイクことができる。はっきり言って男いらず!」などと回答していて、快感の極みを知り尽くした様子。一方、使わない派の女性は「恥ずかしいから買えないけど、一度くらいは器具を使ってしてみたい」「道具まで使ってするのは、罪悪感があるというか、後ろめたい気がして」などなど、女の快感は知っているものの、どこか「後ろめたい」気持ちがあるようだ。使う派・使わない派の回答を比べると、使う派=積極的・使わない派=消極的なのがわかる。どうせ、自分が気持ちよくなるためにするのだから、積極的に「自分の快感」を求めたいものだ。いろいろ工夫しながら自分を癒してあげられる女性ってカッコイイと思う。


私も高校生の頃はマイ・バイブが欲しくって欲しくって仕方がなかったけれど、 家族にバレたら怖いので買えなかった。いつも、女性誌のなかにあるちょっと怪 しげな「大人のオモチャ」通販ページを眺めるだけ、というホロ苦い青春の記憶 が……。


当時はネットもなかったので「大人のオモチャ」って、とっても遠い存在だった 。しかも、広告がなんとも暗~い怪しげな雰囲気を醸し出していたので、ますま す手を出しにくかったのだ(なんというか、ジメジメした感じ)。そう考えると 今って、とってもイイ時代になった。ラブリーポップさんをはじめ、女性も買い やすいアダルトグッズショップが増えたものね! おまけにデザインやカラーな んかも女性のことを考慮したつくりになってるし、梱包なんかも気を遣ってくれ るし。昔は「大人のオモチャ」というと、なんか暗いイメージしかなかったのだ が(私は)、どんどん明るいものに、女性も普通にオナニーできる環境になって いると思う。




Stanley

主婦のさちこ

1974年生まれの主婦。4歳のときから「うつ伏せオナニー」をしているうつオナ歴20年のベテラン。 最近は玩具を使う大人のオナニー方法にも興味を持ち始め、女の快楽を追求する日々を過ごす。「オナニーは悪いこと」と教わった思春期の苦い経験を払拭するために 「女の自慰論」を運営中。


TAGS: 恋愛とセックス - 性教育


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