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めぐり

ラブリーポップスタッフ・めぐちゃんが綴るコラム!

私はラブリーポップに復帰した。

 

去年の7月2日。 1日だけお休みをいただいて、私はラブリーポップに復帰した。

とにかく、去年の夏はめちゃくちゃ忙しくて、 めちゃくちゃ暑くて、本当に死にそうだった。

ひとつは、イベントの準備。 ふたつめは、某雑誌の反響が大きくて、通販の発送が数倍に増えたのだ。

右も左もわからない状態で、イベント準備の手伝いをして、 慣れない発送作業に戸惑いながら、伝票を出したり、メールの処理をした。

女性向け「アダルトショップ」で働いているという自覚と、 あの夏のうだるような猛暑は、私の心身を知らず知らずのうちに不安定にしていた。

なんて説明したらいいのかわからないけど、 夢が叶ってしまった!という興奮・素晴らしい仕事をしている!という誇りと、 友人知人の好奇な目線にとってもギャップを感じてしまって、頭がぐるぐるとした。 猛暑にやられた私の体は、感情まで、いや〜なものに支配されてしまった。

「あれ?私がしている仕事ってそんなにヘンな仕事なの??」

気持ちを正してしゃきっと仕事に取り組みたいのに、 夏の暑さはそれを許してくれない…そんな気分だった。

気温と発送の量が比例するように落ち着いてきて、 同じように、体調の悪さと仕事に対する気持ちも解決していった。

暑さに強い私がいつまでたっても暑さに慣れず、体調が優れなかった。 それにプラスして新しい環境に慣れずに、毎日が忙しくて、 気分がハイになったり、落ち込んだりしていたのかも。

結局のところ、体調が悪いといや〜な感情に支配されてしまう、 オナカがすくと機嫌が悪くなる。そうすると仕事でミスをする。

そういう仕組みがわかるようになって、ちょっとずつ(本当にちょっとずつだけど)仕事にも自信がついてきた。 そんな風に仕事を覚えたり、時にはど忘れしながら、ようやく10ヶ月が過ぎました。

女性がアダルト業界で働くということは、気苦労が絶えないし、特殊な悩みがあることも確か。 だけど、どんな仕事でもその仕事特有の悩みがあって、 乗り越えられるかは、周りの支えと、自分の意思にかかっているんだなと思います。 その点で、私はすごく恵まれているなと思います。

私を支えてくれている方と私の意志に関わってくれた方、 このつたないコラムを読んでくださった方に感謝します。

私のこの仕事が世間に受け入れられるように、 女性の性が世間に受け入れられるように、 これからも楽しんでやっていきたいと思います。




Stanley

めぐ

2002年、友人の紹介でラブリーポップを知り、約2年間、WEBマガジンのみのヘビーユーザーに。 その後、満を持してグッズ初体験! 2005年、ホームページにアップして半年経った「スタッフ募集」を発見! スタッフになりました。 現在は、強力なスタッフになるべく、一般企業で修行中の身。 こう見ると、急がば回れ(?)な数年を送っていますが、基本的には猪突猛進な性格の持ち主です。


TAGS: 恋愛とセックス


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