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女に生まれ、セックスに興味をもつものなら、誰でもイキたいと願うのは当たり前の気持ちだろう。オーガズム、エクスタシー、イク、カム、絶頂。色んな言葉で表現させれる。絶頂?何の略かしら?何の略?絶好調に頂点?いやいや、違う気がする。
絶対的な頂点=絶頂??うん、しっくりくる!!
絶対的な頂点をえたのは今から13年前。その前のセックス経験は、いつも自分の感覚がコントロールできなくなるのが怖くて、頂上前という感覚だった。未知なるものは怖いのだ。はじめて宇宙飛行する人達も恐怖におののいていたかもしれない。暗い宇宙はどんな世界かわからない。言葉も情報も得られない海外に1人で行くのも、未だに怖い。明日1人でブラジルやアフリカに行けと言われたら旅慣れしてても怖い。それと同じ感覚だ。とにかく、コントロールを失い快楽の渦に身をゆだねるなんて、とんでもありませんという感じだった。今思えば、自分以外の誰かと絶対的な頂点の快感を得て、その後ひとりになって、相手を失ってしまったら、どうしようという怖れだったと思う。
絶対的な頂点にいくには、コントロールしてはいけないのだろう。歓喜乱舞するシャーマンが祈祷しトランス状態に近い感覚ではないだろうか?絶頂を感じるようになった頃から、直感がとっても冴えてきた。オーガズムは他者と自己との境界線をなくしてしまう感覚もある、あれ、これはアタシの肉体?彼の肉体?それともベット、これはアタシ?それともベット?どこから、どこまでが自分かわからない。そこから思考を捨て、快楽だけ感じるとポンと宇宙のような場所にでて、1人ぼっちで宇宙に浮いているんだけど、何かに見守られている感覚になる。それはとても崇高な感覚なんだ。不思議なことに崇高な快感はゾッコンに惚れた相手とのセックスでないと得られない。アタシの場合は。ほどほど好き、そこそこ好き、寂しいから好き、それだけでは快楽は何となく俗っぽい快感なんだよね。絶頂は失神するような肉体的な反応でもない。何とも言えない感動のようなものが存在していて、セックスしている最中に涙がでるような感覚。あぁ、ありがとう。そんな言葉を心でつぶやいてしまう。
アタシの身体感覚は嘘をつかない。心底惚れているわけでも無い男を、惚れていると思い込もうとしたって、身体感覚が許さないのだ。身体がアチラの世界へ導いてくれない。神様はイジワルだ。心と身体を繋げるなんてイジワルだ。
アナタがまだ絶頂を得たことが無いのであれば、少し身体に尋ねてみるのもいいかもしれない。セックスに罪悪感があるかもしれないし、もしかしたら心底惚れた相手では無いのかもしれない、もしかしたら相手を信頼していないかもしれないし、もしかしたら相手に不満があるのかもしれない、もしかしたら自分を失ってしまいそうで怖いのかもしれない、もしかしたら快感を得る自分を許せないのかもしれないし、苦痛を感じる方が自分にはあっていると思っているのかもしれない。
絶対的な頂点は理屈ぬきでわかるもんだと思う。だって感動って尺度で測るものじゃない、感動した何かに触れたとき、身体が痙攣して30秒してとまって再度痙攣して、なんてことを説明する人はいないから。
エクスタシーはとてつもなく正直だ。
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