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「かおるさんって自立していますよね〜」 先日、ある男から「飲みに行きませんか?」 と電話で誘われ、その後に言われた言葉。
あたしは“自立している女”と言われるのが大嫌い。 男に言われると腹がたってしょうがない。
だって“自立している女”を強制されているみたいなんだもん。
こうやって店なんか経営していると、 物わかりが良くて精神的に自立しているように 見えるかもしれないけど・・・・・。 あたしはどうしようもないくらい面倒くさい女なのだ。
自分の男が「忙しい」と言おうもんなら、 「忙しい、忙しい、ばっかり言って死んでしまえばいいのに」 と責めまくり、 かまってもらえないと「あたしなんてどうでもいいんでしょう」と ところかまかわず泣き喚く。
まだ一度も実践したことは無いけれど 別れ話をされたなら、 「あんたも殺して、あたしも死ぬ、それでも別れるつもり」と のたうちまわってやろうかと思っている。
そうそう、それから、 「自立している女が好き」「強い女が好き」 なんて言う男はロクでもない。
公の場では“俺”をたててもらい、 プライベートでは常に愚痴を聞いてもらい、 時には優しくお小言を言って欲しい・・ と、都合の良い事ばっかり思っている搾取男に違いない。
「強い女が好き」なんて甘えた男の代理母になることが あたしにとっての“自立”じゃない。 もしまたその男から電話がかかってきたら 言ってやろう。 「あんたの為に自立しているわけじゃない」
この21世紀に「俺が一生守ってやる」と言い切る男に 面倒くさい女でいられる事が女の醍醐味というもんだ。
著書・「ちつトレ」「ちつトレ2」 「いつまでもメイクラブする方法」 「大人のラブトレ」他。1999年「ラブリーポップ」起業。現在は経営から退き、男女関係、セックス、女性の生き方について著作を次々と発表。 心理セラピストの資格も持つ。
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