第6回 恋愛への入り口、そして…出口。
片時も彼の存在が… 意識から離れないほど… のめり込む。 彼のことが… 気になって仕方ない。 胸が痛くなって… 呼吸をするのも忘れてしまいそうになる… 歓喜と不安の落差に… もて遊ばれ… 天国に上るような… 奈落に落ちるような… 自分がどこにいるのかも…わからなくなる。

恋の痺れが… 痛みに変わるのか… それとも愛しさに変わるのか… 何度…恋愛をくり返しても…渦中にいる自分には… 先など見えはしない。

だから思う。
【昨日より…今日…
もっと彼を好きでいたい】
【昨日よりも…もっと彼と繋がっていたい】

昨日より今日… もっと彼を… 好きになれたら… 終わりなんて… 永遠に来ないから。

恋愛の出口は… あまりにもあっけない。 ただそこには… 【虚無】が広がっているだけ… 後悔も…痛みも… 憎しみも…何もない。 ほとばしる熱情は… 跡形もなく消え去り… 乾ききった風が… 吹いている。

彼を嫌いになった訳ではなくて… 彼以外に好きになった人がいたわけでもなくて…

もう気持ちが動かなくなってしまったとき…

人は… 迷い込んでいた 【けものみち】から… 急に抜け出たような… 切ない…安堵に似た… 泣きたくなるような気持ちになるのかもしれません。

今いる場所が… 出口なのか… 入り口なのか… 境目のない… 【けものみち】

だからこそ… 人はまた… 恋に落ちる。

やっと出口に辿り着いても…そこは…新たな入り口に過ぎない… 男と女は…
【けものみち】


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