第3回 『セックス経験値』

しみじみ思う。出来不出来は…年齢ではなく…その人の経験値に比例する。

私は図書館に行くのが好きだ。お気に入りの作家の作品を手に取り…わくわくしながらページをめくる。そして館内を眺めながら…ふと思う。確かに本を読むことは私にとって半ば趣味みたいなものだけど…私が一生どれほど読書に没頭したとしてもすべての書物を読むことなど不可能である。同じように…映画作品、舞台演劇、オペラなど…どんなに頑張っても全部は見れない。

私は欲張りである。もうそれは…どうしようもないくらい。彼は言う。「君はとても貪欲だ。君ほど奔放でスケベな女は他にはいない。そしてたまらなく愛しい。」私は彼とのsexに夢中になっている。週に1度の逢瀬の約束も…気が付けば週に3回抱き合っていたりする。彼の肌がたまらなく恋しく、繋がっては燃え上がり、ずっと私の身体には彼の置き火が燃え続けている。

もっともっと…彼と繋がりたい。ありとあらゆるsexを彼と試したい。私の身体を粉々にするような…快感を追求したい。

死ぬまでに一冊でも多く心に残る本に出会いたい。一本でも多く感動する映画や演劇を観たい。そして何よりも彼とのsexを堪能し尽くしたい。

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