まず、「恋愛」妄想ストーリーに関して。
たとえば、“残業していたらぁ、外勤を終えた憧れの先輩が戻ってきてぇ、 「オマエ、まだいたのか、ダメなやつだな」 なんて笑って言いながら残業を手伝ってくれてぇ、
ふとした瞬間になんだかいい雰囲気になってぇ、 突然彼が強く私を引き寄せてぇ、「前からオマエのこと好きだった」と抱きしめられながら告白されぇ・・・” みたいな。
これらは女子の場合であるが、
1)ベタであっても少女マンガ的展開は非常に好まれる。
2)お好みの視点は、「男子から強く求められる」である。
3)このような心理的状況設定やストーリー性はかなり重要視される。
4)恋愛妄想ストーリーへのこだわりは女子のほうが強い。
一方、男子の「恋愛」妄想ストーリーは、 比較的シンプル、断片的、あいまいである。
さらさらヘアがいいとか、白いシャツがいいとか、 笑顔がかわいいとか、色っぽいとか。 強いていえば二分され、色気女派か、清楚少女派か。 大雑把である。ストーリー性も乏しい。
男子がラブロマンス映画を好まない理由がおわかりでしょう。 ストーリーなんて要らないのだ。 はっきりしているのは、自分がコントロール側なのか否かという視点ぐらいか。
すなわち、隣のお姉さんにイニシアティヴとられちゃうのか、 オラオラかということ。
次に、「セックス」妄想ストーリー。
これはもう少し個人的嗜好度が高い。こだわりが強いということでもある。 詳細になっていく。性的倒錯に近くなっていく。 女子の場合、「恋愛」妄想ストーリーに関心が高く、こちらへの関心度はちょい低い。
強いて言えば、自分の身体の性感帯をベースにして 妄想ストーリーを膨らませる。 男子は「セックス」妄想ストーリーのほうが主で、条件づけも強い。 たとえば、覗き、痴漢、盗撮などを考えてみよう。
覗きという設定で快感を得る。 どれだけ社会的損失を被ろうとも、男子が上記の犯罪を繰り返すのは周知だろう。 性欲という本能に条件づけられているのだから、止めるのはなかなか困難だ。
女子が、性欲を「満たすため」の性犯罪を繰り返すことはほとんどない。
まさか性欲の強さは男子のほうが強いから などというばかげた理由でないのはおわかりだろうとは思う。
性欲の強度でなく、結びつく妄想ストーリーへのこだわり度に因っている。
こだわり度の高い人、職人気質な男子って、 アブナイ・・・かもしれない??