
第11回 既婚男子の行動パターン
あなたの周りの既婚男子はいかがなものでしょう。夫、上司、同僚、取引先のあの人、学生時代の友人、意外と想像しにくい(かもしれない)お父さん、お兄ちゃん、弟など。彼らは、周りの女子達から、どのように見られ、どのように解釈されているでしょう?想像したことありますか?
私の周りはといえば、ある点に関してほぼ二つのパターンをとる既婚男子が8〜9割を占めている。どんな点かというと、既婚男子が「現在この女はフリー」と知った時。その行動反応パターンは大きく二つに分けられる。最も多いのは「オレのもの」と思い込む、勘違いパターン。「フリー」とわかった途端に、どうにかならないか・なるようにする算段を即座に繰り出す。
たとえば、急に「今日は遅くなっても大丈夫」「最近妻とはうまくいっていなくて」「オマエ(君)とはつきあえるよ」「エクスキューズはしない」などなど言い出す。お宅の家庭事情なんて知ったこっちゃあないし、オマエや君(キミ)呼ばわりされる筋合いもなく、またエクスキューズもなしにこちとら一体どうしろってぇんだいと江戸っ子にでもなりたい気分である。独身男子ならばそんな発想、つまり相手がフリーと知って自動的かつ即座に「こいつはオレのもの」的あからさまなお誘い行動はしない。
だが不思議なことに既婚男子の大半がするこのパターン。彼らの論理構造はどうなっているのだろう。結婚する際に、「女がフリー」=「誘っている」「男がほしいはず」「オレのもの」とプログラムが自動変更されて脳内にインプットでもされるのか?
そしてもうひとつの大半を占めるパターンは「やばいよ、それ、やばいよ」という反応。「適齢期(ってなんじゃ?)を過ぎた女子が結婚もせず一人でいるのはマズイよ」ってんである。しかし私は知っている(なぜなら奥さん方もたいてい知り合いだからなのだが)。彼らが稼ぎは良いにも関わらず生活費すら入れず、子供はほったらかし、軽めのDVがあったりして、家にあまり帰らず好き勝手なことをし、「女は20代まで」とのたまい、今までに何人もとっかえひっかえ浮気三昧し、家庭崩壊させてきたことを。幸せな結婚生活を営む既婚男子からのご忠告ならば、もちろん私も素直に「とほほ」とコウベを垂れよう。神妙な面持ちでその訓戒を素直に心にしっかと受けとめよう、とも思う。しかし、女子にとって全く良いことのない、むしろ辛いばかりの結婚生活、その一端を担う既婚男子から、「ヤバイ」と言われなければいけない意味がわからない。おっと、いけない、つい鼻白んでしまった(笑)。
第8回コラムの繰り返しになるが、多くの男はいつも記号論でものごとを理解する。既婚男子にとって、「フリーの女」=「オレもの」であり、「結婚していない20代を越えた女」=「不幸せ、ヤバイ、負け犬」なのである。彼らにとっては単純明快なこの記号論。
女にとっては?? まあ・・・(もうメンドクサイので)、そういうことにしておきましょうか・・・。

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