第一回・「女子ゴルファー下半身のナゾ 」

桃ちゃん、さくらちゃん、藍ちゃんなど、見た目も名前もかわいい女子プロゴルファーさんが、昨今大活躍している。
その活躍にオジさんたちも刺激され、「負けじ」と打ちっぱなし通いに精を出しているのだそうだ。
おかげで練習場はいつも大混雑。「混んでいて練習できないぃ〜」と、私の同僚らはぼやいている。 彼らの話を小耳にはさんだところによると、ゴルフではボールを打つ時の姿勢が大切らしい。クラブを両手に握り、ボールを目線・前下に見つめ、中半腰になっている、あのポーズである。駅などでは、時々オジさんがそのまま素振りのマネなんかしている。下半身がブレず、安定していると良い球が打てるのだという。

話は飛ぶが、美容や健康に詳しい方なら、生理周期に伴って女性の骨盤が常に動き続けていることはもはや周知の事実だろう。骨盤が動く・・・。骨盤が動けば、立ったときの姿勢、歩行状態、下半身のむくみ、果ては全身の体型までもがすっかり動く。
この感覚はおそらく男性にはわからない。そこから類推するに、「女性」プロゴルファーが、ボールを打つ時の姿勢を安定させるのは、まさに至難ではないか?いったい下半身の安定はどうなる?下半身の安定なんぞには全く頓着ない生活を送る私ですら、自覚的に明らかにわかる違いがあるというのに。ましてやゴルフにおいて、その姿勢の微妙な違いは勝負を分ける一打を生み出すといっても過言ではないはず。テレビを眺めながら、彼女らの見事なテクニックとその安定感に感嘆し、思わず心の中でつぶやいた。「にも関わらず、これだけ多くの女子プロゴルファーが活躍しているのか・・・」

女子ゴルファーは、この動く骨盤に対して安定感を持たせる工夫をどのようにしているのだろうと不思議になる。生理周期でビクともしないほど、骨盤の位置が堅固に固まっているのか?ある一定の位置に意図的に骨盤を持って来られるくらい身体の支配が自由自在なのか?骨盤がどうであろうとも柔軟に対応できるのか?正直言って全くわからない。桃ちゃんのアルバトロスが生理周期のどの時期だったのか、もしもわかれば参考程度にはなるかもしれない。

骨盤は、一番大きな骨で、さらに身体の中心軸を形成しているとも言える。そんな大きな動きを体内に抱えつつ、試合に挑んでいるのだから、全ての女子スポーツ選手はたいしたものだ。プロレスや、バレーボールなどスポーツ選手に異性交際が禁じられていると聞いたことがある。その理由もわからない話ではない。骨盤、命なのだ。今日もテレビの前で、彼女らの骨盤にナゾを見る。


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