Vol.3 主人の浮気が発覚しました。身体の相性ってあるのでしょうか?
相談者 = 傷

初めまして。どうしようもなく切なくて・・・相談させてください。私36歳、主人34歳の結婚12年の夫婦です。子供も2人おります。先日、主人の浮気が発覚しました。ショックでしたが相手は3人もいると聞いて愕然としました。

『お前とはセックスの相性が悪いから他の女とするしかない』『イカない』と言われました。

浮気が始まる前までは確かにイッテいたと思います。身体の相性が悪いとはどういうことなのか?私には理解できずにいます。ただ単に心が離れてしまったからなのか・・・身体の相性とはどういうことなのか教えていただきたいのです。私の身体に問題があるのでしょうか?努力して改善できることではないのですよね?よろしくお願いします。



コーチ・工藤忍のお答え
 ハンドルネームが語っているように、かなりのご傷心です。傷さんって言うのも座りが悪いので、しょうさんと呼ばせて下さい。

 本題の「身体の相性」に入る前に、ご主人について考察してみたいと思います。

 「浮気が始まる前までは確かにイッテいた」と言う記述から考えると、「セックスの相性が悪いから他の女とする」と言うご主人の発言は、それが単に言い訳であることが分かります。「浮気する前から、なかなかイカなかった」と言うなら少しは説得力がありますが、、。

 「相手は3人もいる」と言うのは、しょうさんにとっては愕然とすることかも知れませんが、何十人と言う女性と性的関係を持ち、その結果、3人の女性とお付き合いしている、と言うわけではなさそうです。---3人に絞り込む前に発覚しているでしょう、ご主人の場合は。しょうさんに対し、「舐めた口」をきいている時点で、隙だらけなんだろうな、と想像できますから。--- たまたま残っている3名だと考えた方が妥当でしょう。

 それに「相手は3人もいると聞いて」と言う記述から類推するに、ご主人の口から自主的に、複数の浮気について話し始めたのだと思います。こういう男性の特質は、自分が可愛くて仕方がない人が多いです。3人の女性とお付き合いをしていたとしても、それぞれを長く維持する度量は無さそうです。しょうさんに詰問されて、逃れるために何でもしゃべってしまうタイプです。

 だいたい、奥様に舐めた口をきく男性は、世の中を舐めたところがあるので、ご主人が職場でことに及んでる可能性について考えておくべきです。お子様もふたりいっらっしゃることも含んで考えると、仕事関係での浮気は断っておく必要はあります。  職場でないところで浮気しているのなら、まだ、ご主人は冷静に自分について捉えていますので、家庭を崩壊させるつもりはないのだと思います。

 --- 身体の相性が悪いとはどういうことなのか?--- さて、本題です。まず、最初に理解しておいて欲しいことは、「人は身体の相性のみでセックスをするわけではない」と言うことです。複合的に絡んでいる問題であって、身体だけで判断すべきことではありません。なぜ、ご主人は、そしてしょうさんも身体の問題としたかというと、その理由の方が理解が楽だからです。ご主人は、変更修正不可能な理由を挙げて、「だから、仕方がないんだ」と言う常套手段を行使したに過ぎないと思います。  ご主人が3人の女性とのアバンチュールを楽しんでいるのは、あなたの身体の問題とは全く関係のない、ご主人自身の問題に他なりません。ご主人の「開き直りの仕方」「理由の付け方」「論理展開の仕方」などを考えると、自己憐憫が見え隠れしてます。現象として「女性3人との浮気」ですが、博打やお酒でも良かったように感じます。  ぺらぺらと付き合っている女性のことを話すご主人の3人の彼女たちも気の毒ですが、きっとその程度のお付き合いでしかないでしょう。何度か女性を変えていき、索漠な気持ち、退屈な気持ち、虚無感から抜け出せずに、自己破滅願望を持つ女性と知り合って、いっしょに破滅していくのが、よくあるシナリオです。  私には、ご主人が作られたフレームに耐えきれずに拗ねているようにしか感じられないのです。

 ご主人の夢は何か、しょうさんは答えられるのでしょうか?ひとりの男性としての夢です。出世する、独立する、田舎暮らしする、、その具体的なプランについて、お互いに話したことはあるんでしょうか?  そして、しょうさん自身の夢は何でしょうか?母としての夢ではなく、ひとりの女性として、人としての夢です。  マンネリを打破し、昨日の私より今日の私、そして明日の私が、よりミステリアスで魅力的にあるためには、夢が必要です。  問題の根本的な解決には、ご主人にカウンセリングを受けさせるのがいいと思っています。ただ、問題を自覚していない相手に、カウンセリングを受けさせるのは、特にこのような問題の場合、ほぼ不可能です。なので、上記のような「夫婦の会話」と言うより、「人生のパートナーとしての会話」をしていく過程で、ご主人の自己矛盾、自己憐憫、自身喪失感、恐怖心などが明らかになって自覚されるのだと思います。

※参考 : 映画「スキン・ディープ」(1989年米国:ブレイク・エドワーズ 監督) ご主人を理解する参考になります。「酒浸りの小説家ザックは、女性関係のトラブルから妻に逃げられてしまった。復縁を迫るが相手にされず、その間にもたくさんの女性と関係を持ってしまう。やがて彼はその女性体験を基に小説を書くのだが……」(映画解説から)


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