vol.1 主人が毎日のようにオナニーしているのが不満です。
相談者=ゆりえさん

主人30歳、私32歳で結婚4ヶ月です。結婚前はセックスに満足していましたが、結婚後は、回数、満足度ともに期待はずれの毎日です。私が最も不満なのは、主人が毎日のようにオナニーをしていることです。結婚前からひとりHが好きと公言していましたが、まさか結婚後も毎日のようにするとは思いませんでした。

私の入浴中にひとりで済ませ、ベッドに入るときには既に自分だけすっきりしているという状況に、怒りと悲しみを覚えます。セックスは週末に一度程度です。自分の性欲が満たされない不満というよりも、主人がひとりで処理してしまうということに、心が満たされません。背を向けられているような感じがします。以前、「オナニーの方がラク、セックスは濡らすのが面倒で」というようなことを冗談交じりに言ったことがありました。その気持ちはわからないでもありませんが、毎日ひとりで処理し、そのことを堂々と妻に口にする無神経さに、愛情も薄れてきてしまいました。一緒に入浴することもありますが、私の方が洗髪などに時間がかかるので、その間に先に出たり、後から入ってきたりして済ませています。初めの頃は、毎日セックスをせがまれるよりもラクでいいと思っていましたが、最近は、セックスをせがまれすぎるよりも、ずっとみじめなことだと感じるようになりました。古いのかもしれませんが、女性の私から「オナニーで処理せず、セックスして」なんて、みじめで絶対に言いたくありません。そういえば先日、「手か口でしてくれる?」と言って来たこともありました。そのときも、セックスを求めずに手や口で処理しろという身勝手さにとても腹が立ちました。男性とはこういうものでしょうか?ちなみに女性器でイケないとか感じないということはないようです。

3年間つきあってからの結婚なので、飽きてきたのかもしれないと思いますが、では、オナニーは飽きないのでしょうか?先日は嫌悪感さえ抱いてしまい、「毎日するなんて猿みたい」と言ってしまいました。

まとまらず長くなってしまいましたが、ご助言よろしくお願いします。離婚さえ頭をよぎる毎日です。



コーチ・工藤忍のお答え
 第1回目のRenai Coachのご相談としては、ピッタリの内容(失礼!)です。ゆりえさんのご相談の内容を吟味しながら、「考えるヒント」をいっしょに模索できたら幸いです。

>私が最も不満なのは、主人が毎日のようにオナニーをしていることです。

 認識を変えて欲しいのは、まず、ご主人は、頗(すこぶ)る健康だと言うことです。性欲もあるし、勃起、射精能力もあるってことです。毎日4回ずつ、オナニーを励行されている人もいるくらいですから、程度としても悪くないでしょう。

>セックスは週末に一度程度です。

 あるスキンメーカーの調査によると、日本人の男性のSEXの平均回数は、「週に1度のペースで、生理の週は休む」と言う感じです。この場合、「平均」と言うのがゆりえさんに対して説得力を持つとは思えませんが、極端に少ないと言うわけではない、と思ってください。

>心が満たされません。背を向けられているような感じがします。

 この相談のポイントは、ここにあると思います。仮に、ご主人がオナニーではなく、セックスを毎日のように求めてくるとしたら、ゆりえさんは、ご主人に対して、どのように思っていたでしょうか。

>「手か口でしてくれる?」と言って来たこともありました。

 ご主人の良いところでもあり、悪いところでもあるのは、ゆりえさんに対して「無防備」な点です。良く言えば、心を許しているし、悪く言えば、無神経です。

 まず、ご主人には、離婚を決定づけるような悪い部分は全くありません。ゆりえさんとコミュニケーションを取ろうとしてますし、オナニーの痕跡をゆりえさんに把握されてしまうほど、ゆりえさんに対して無防備で安心しきっているだけです。  問題は、ゆりえさんの心が満たされていないことです。心が満たされるか否かの問題は、相手の問題もさることながら、自分の心の問題でもあります。  また、相手を変える、と言うのは困難だと思います。特に、本人が問題意識を持っていない時は、ほぼ不可能だと思った方がいいです。それより、ご自身が変わられる方がいいと思います。  最もチャンスであったのは、ご主人が「手か口でしてくれる?」とゆりえさんにお願いしたときです。「セックスを求めずに手や口で処理しろという身勝手さ」と仰っていますが、手や口ですることは、処理の一過程ではなく、セックスの重要な一部分です。  ここでゆりえさんが、ご主人が今まで味わったことの無いような濃厚なおフェラチオをして差し上げたとしたら、彼はどうなっていただしょうか?ゆりえさんの口の中で果ててしまうのでしょうか?もし私が女性なら、寸止めにしてイニシアティブを握り、ご主人を興奮の坩堝(るつぼ)に突き落とします。

 「女性の私から『ひとりHで処理せず、セックスして』なんて、みじめで絶対に言いたくありません。」と言う部分を代表として、文章全体に覆っているゆりえさんの考え方には、SEXに対する先入観が強くあると思います。  まず、ゆりえさんが変わらなくてはならない部分は、「セックスはこうあるべき」と言う思い込みを捨てることだと思います。  オナニーに耽っているときのご主人の頭の中では、彼のセクシャルファンタジーが渦巻いているはずです。どんな妄想や願望で彼はオナニーのフィニッシュを迎えているのでしょうか?ゆりえさんは、それをご存知ですか?まずは、いろいろ試して、ご主人のツボを握ってしまうことです。そのチャンスのひとつが「手か口でしてくれる?」と言う彼のオファーだったのです。これを正面から拒否してしまったら、もう彼はあなたに何も言わなくなってしまいます。

 「毎日するなんて猿みたい」----- 猿の弁護をしておきますが、実際、毎日する猿を見たことがありません。私の知る限り、人間ばかりです。実は、私も猿だと言われたことがあります。猿はまだ進化する余裕があるから、いいかも知れませんよ。(笑)


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