第3回 お悩み相談「セックスに対する欲求がありません」

相談者 = まなティンさん

こんにちは。 はじめまして。 誰にも相談できず悩んでいることがあります。 セックスについての悩みです。 私は26歳。 今の彼は5人目で、体験人数もだいたいそのくらいです。 彼とは、8年くらい友人の関係で3年ほど前から付き合うようになりました。 セックスも3年前からしています。 最初は、彼とのセックスが楽しかったし、愛されている実感が湧いてとても幸せなもの でした。 しかも彼が結構上手なのです。 私もそれなにり性欲もあったので、会えばセックスするというよう な感じでした。

それなのにここ1年くらい、私がセックスに対する欲求がほとんどありません。 最初は「気分が乗らないときもある」と思っていましたが、1 年経ってもしたくないのです。 でも彼も男だし、「何ヶ月もしないと浮気したくなるのでは・ ・・」とか「大好 きな彼が喜んでくれるなら」と今では無理やりしているような 状態です。 でも本当に嫌なときはまるで拷問。 最中に辛くて涙が出るときもあります。

付き合ったときは1週間に1回だったペースが今では2ヶ月に 1回。 会う回数はそれほど変わりません。 彼のことは大好きです。 結婚も考えるくらいです。 別に彼が手を抜いてセックスするというわけでもありません。 私にほかに好きな人がいるわけでもありません。 彼は今も変わらず、すごく優しくて私をとても大事にしてくれ ます。 それなのにこんな風になってしまったことが申し訳なくて、申 し訳なくて・・・ こんな状態が続くなら別れたほうが彼のためなのかな、とか思ったり・・・

何が原因なのか、どうしてこうなったのかわかりません。 ストレスなのか・・・ 仕事では、丁度1年前から役職が付き、責任者としてやっています。仕事量はも のすごく増え、人前で話しをしたり後輩指導とかなり充実して おり、休みは少な いと思います。 それでも辛いというより「充実」だと思っています。 家庭では、母の病気、そして不倫問題があり、少しごたごたしています。 精神的なものなのか? それとももっと別なものか? 彼に直接話すと傷つけてしまうのでは・・・と思いますが、あきらかに最初とは 違う私との行為に、彼も不信感を抱いていると思います。 きちんと産婦人科で相談したほうが良いですか? どうか、アドバイスをください。



〈相咲依久子より返信〉


まなティンさんの正直さと前に進もうとする勇気に感動しま した。 相談ありがとう。 私の直感では、あなたは「愛されることへの恐れ」の段階にいるな、と 感じました。

あなたは、今までも彼に愛され、愛してきました 。そして素敵な関係 を築いてきたわけです。でも、今その段階を超えて、もっと もっとすばらしい 関係への突入の時期にきています。もしかしたら、結婚という ステージも含まれているのかもしれません。 ただ、人は自分に、その愛を受け取る価値がない、または、 これ以上愛を知ると 愛がなくなったときに 傷ついてしまう! と判断すると、無意識のうちに、大切な愛を自ら壊してしまう方向に 走ってしまいます。恋愛が怖くてなかなかできない人や、長く付き合っていても それ以上の発展をしない人も、そのような心理に陥っている可能性があります。

「そんなわけないじゃない。みんな幸せになりたいし、愛が欲しいと思っているのに」と思うかもしれませんが、心理学的 にいうと、人が 究極に怖いものは「幸せ」であり「愛」なのです。幼い頃から 、人は 「愛し、 愛されることで やがては 傷つくのだ」という 誤った思い こみをしてきます。 両親の夫婦関係や 周りの夫婦関係などが影響を与えるので す。 また、幼い頃から 自分が両親に愛されていなかったと感じていて、自分という存在にあまり 意義や意味が見いだせず、自信が持てない場合も愛はどうせ、得られないし たまたま 得られても長続きしないという認識でいるわけです 。だから、実際に大人になって愛を与えたり 愛を受け取 ったりすることが、 怖くてできなくなります。やがて、どうせ、壊れるなら、最初 から自分で壊した方 が傷が浅くて済む・・・。どうせ、いつか愛が廃れるのなら、 最初からない方が せいせいする・・・。などと 思っているからなのです。 また、自分という存在に自信がなく、自分の価値が自分で認 められないと、 いつか、どうせ捨てられる!との恐れをいつも感じているので 、上記と同じように 防衛しているつもりで、感情的にも物理的にも相手から離れ るということを やってしまうのです。

まなティンさんは、セックスの面から、そのことに気づきました。深い意識では 自分で気づいていて、それでSOSを発したわけです。彼がセックスを通じて、大変 あなたに愛を与えてくれているので、あなたは「これ以上、感 じて????????相はいけない。私は、こんな気持ちよさを手に入れたら、手放せなくなるかもし れない。これ以上 愛してしまったら、愛がなくなったときに 悲しくて苦しくて 生きていけない。第 一、私は、母親も病気だし、家には不倫問題もあるから、私だけ幸せになっては いけないんだ。愛されてはいけない女なんだ!」と必死に身体 で抵抗してきたのです。仕事などに熱中して、なんとか彼の愛から逃げようとしたり 、家のごたごたに 意識を集中して逃げようとしたりしてきたかもしれませんが、 どうか自分に 愛を、幸せを許してあげて下さい。あなたは愛される価値があ り、幸せになるた めに、この世に生まれてきたのですよ。彼に思いきり愛されて、何度でもセックスで、エクスタシーを感じてもいいのです。

どうしても、愛が怖い、どうせ愛される価値がない、という囚われから抜けられないようでしたら、カウンセリングなどを受けるとよ いかもしれません。 もちろん、婦人科などの専門機関と 普段から仲良くなって 身体のメンテナンスをすることも大事 です。 と同時にこころも大切にしてあげてください。家の問題や、母親の病気に関して、必要以上に責任を感じる ことなく、誠実に 対応し、彼に愛され、彼を愛しながら、仕事の面白さも受け取 って下さい。 何かを手に入れたら、その他をあきらめなくてはいけないと いうのは間違いです。人は、みんな、幸せになるために、全部を手に入れていい のです。

自分を大切に、8年も一緒にいてくれた彼を大切に、生きて下さい。 私からも愛を贈ります。あなたは もともと 愛される存在なのです。


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