第7回 セルフラブテクニック

自分で自分を触って気持ちよくなるのは難しいと思いますか? 確かに、セルフマッサージは、慣れないうちは腕が疲れます。 手足やお腹はまだしも、自分の背中をマッサージするのは 物理的に不可能だし、人に触ってもらってからだを預ける開放感も 自分ひとりでは得られにくい。 まずは、欲しい快感の種類の中で、自分でできることと 人の手を借りなければ無理なことを選別しましょう。 そして、自分でできる事を充実させると、あら不思議、 他人に対する欲求不満は明らかに目減りするはず。 人が“してくれる”ことには、ただただ感謝の心境になること請け合いです。

さて、そうはいっても、自分で自分を気持ちよくするには コツが要るかもしれません。

特に、オナニー以前にセックスを覚え、人から愛撫されることが 性感の基本になっていると、自分の手で触る刺激では いまいちだったりしませんか。 これは、脳の中で、手の感覚が占める割合がかなり大きいせいで、 性器のほうに意識が向かいにくいのが原因です。

解決法としては、運動神経も動員すること、をオススメします。

つまり、まんこのほうに意識を向けるために、からだごと動かすのです。 具体的には、膣や肛門の周辺を締めるだけでなく、 骨盤を前後にスライドしたり、股関節の開き方を調節したり、 その他、足の指とか、太ももの内側の筋とか、感じてくると収縮する部分に 最初から意識を置きます。 手指のほうは、感じる一点に当てるだけ。 男性がする手マンのような早い動きは必要ありません。

感じる、と一口に言っても、その回路はいくつかあります。 相手からの愛撫の刺激は、主に皮膚や粘膜の感覚神経の興奮ルートです。 挿入して、膣壁や子宮口を刺激されるのは深部感覚の内臓覚。 そして、オーガズムの時にピクピク痙攣するのは 運動神経からの興奮ですから、自力で運動神経を興奮させることが、 オーガズムへの近道にもなります。

それでもやっぱり手では刺激量が足りない場合、最強なのはバイブですね。 バイブレーターの振動は、普段あまり受けない種類の刺激ですが、 からだにはちゃんと専用の感覚受容体があります。 マッサージの技法でも振動法は基本主義のひとつでもあるのです。 手バイブはさすがに手に意識を集中させないとできないので、 マシンに任せるのがよいでしょう。

ただ、マシンに頼り切る前に、運動神経でイクのは是非ともお試しあれ。


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