第2回 アタマが先か、からだが先か

さて、現代人の常識として、人間の感情や 行動をつかさどるのは「脳」だということは ご存知ですね。しかし、人体の神秘が解明さ れていなかった頃には、「心」つまり「心臓」 が気持ちを表す表現に使われていました。例 えば、心躍る、胸騒ぎがする、胸がときめく などなど。感情の高まりを心臓の動きで表す のは、体感としてドキドキしているから。か らだの特異な状況に、感情としての意味付け をしていく。だから、全力疾走をしたときの 鼓動のドキドキと、好きな男を前にして胸が ときめくのとは、全く別。同じように心臓が 拍動していても、それとこれとは全く別とい う判断をするのが、「脳」ということです。

 昨今よくいわれる「脳内物質」は、ある状 態の人間の脳に、どんな物質が存在し、その 物質によって感情が左右されるということを 科学的に証明します。例えば、熱烈な恋愛中 にはドーパミンやノルエピネフリン、セロト ニンなどの物質がでているとか。中でも、ド ーパミンは、“報酬系”と呼ばれ、人に強い快 楽を与えるので、中毒に陥りやすいんだとか。 こころの働きは、脳内物質で科学的に証明で きるわけです。

 でも、ちょっと待って。

 脳の中がいまどうなっているかを客観的に 判断することができるとしても、それは、   “fMRI”という装置で、脳内の血流を撮 影したときに限られる。いま、ここにいる、 私の、あなたの、脳内がどうなっているかは、 自覚するしかないんじゃないか。彼のことが 四六時中アタマから離れない、そんなときに、 これは脳内物質の作用だ、中毒状態だからな んとかせねば、と理性を持ち出すか、どっぷ りと彼への思いに浸るか、その解釈するのは 自分次第ということ。実際にいちいち脳をス キャンして確かめることはできません。確か めたところで、自覚がなければまたどうにも ならない。

脳の活動レベルでは、性欲と恋愛感情は同じ ものではないということが証明されている。 しかし恋をすると性欲は高まる。この複雑な 状況を、脳は、「運動後のドキドキ」と「恋 のトキメキ」ほど簡単に見分けられないだろ う。だから、男ほど性欲が優位にない女は、 恋愛感情のドキドキと性欲のムラムラをごっ ちゃにしやすい。自覚がないと、性欲を全部 カレ頼みにしちゃうので厄介かも。 脳が自覚する前に、からだはドキドキと、 ムラムラと、反応するのだ。脳科学者の池 谷裕二氏も「体に引っ張られる形で脳も活 性化してくる」と言っている。 だったら。 からだが先に反応するのならば、誰かに恋し てなくても、性欲を満たすための行動や、胸 がドキドキするような活動をしていれば、脳 は恋愛中に似た快感状態に陥ると思いません か。脳内物質に振り回されるのではなく、そ れを自覚的にコントロールできたら無敵じゃ ない?


このコンテンツは女性向けアダルトショップ☆ラブリーポップ☆が運営しています

このサイトを友達に教える!

>> BACK

Copyright(C) 2004 LOVELY POP. All Rights Reserved 
ラブリーポップは東京・四谷駅から6分。女性主体で運営しているアダルトグッズショップ。感じるバイブやちつトレグッズ、他では買えない大人のおもちゃを厳選通販。放射能の水質検査を行った潤いジェルを販売。プライバシー徹底厳守!