第1回 今だイケてない課長、一念発起する

イキたいわ。そりゃイキたいに決まってるわ。そう思って今までヤってきました。この場合のイキたい、は「殿方のイチモツ挿入によるイキ」です。しかし、今だ果たせず。どういうことよ?コレ。「外イキ三年、中八年」と昔友人がはなった名言は、「外イキ」、つまりクリトリスでイクのは比較的容易に得られるようになるが、「中イキ」、すなわち膣でイケるようになるのには、時間がかかるもの、という意味でした。でも、セックスしはじめて八年以上はたってる、や、冷静に考えたら、20年近くたってる。20年取り組んできてまだって。私がセックスをはじめた年に生まれた子が、もう成人式を迎えてるっていうのにー。

しかし、年はとるもので、「イク」セックスばかりがいいもんじゃない、という分別もついてきてはいます。セックスの時に、イクことを追及するのは、相手が望んでない限り、ちょっとしんどい。楽しいセックスにならない。イカないセックスを嘆いてもしょうがない。ていうか、イカないことを嘆くようなショボいセックスにできればしたくないわー。相手に、私がイクことだけを目的にセックスにいどまれてもイヤなものですし。私がいいなーと思うセックスは、相手と真剣に遊んでいるようなセックス。楽しく遊べれば、何をやってもいいし、逆に、そんなにいろいろしなくてもいいなあ。

「イク」ことをメインには考えなくはなったけど、セックスするってことは、どんどん大事になってきてます。生きててよかった、と思えるセックスしたい。心からそう思うし、死ぬまでに、そんな時間が少しでも多くあってほしいです。でも、ものすごいイケメンで、テクニシャンの相手があらわれたら、そうなれるかっていうと、たぶん違う。すっごく楽しい遊びができるってことは、相手と自分が、それまでどれだけ「楽しむ」ってことに取り組んできたか、そんで、その時、気負わずに、その実力をさらりと出せるかってことなんじゃないかと。そのどちらも、いきなりできるんじゃなくて、普段からの練習が必要な気がします。

この連載では、すげーいいセックスができるための準備を、私、田中が真剣に考え、いろいろトライするドキュメンタリータッチなものにしていきたいです。それをやっていったら、もしかしたら、「イケる」ことも、ひょうたんからコマ、棚からぼた餅のようにおとずれるやも。そんなわけで、来月から「めくるめくセックスのために、ナニに取り組んだらいい!?」を考えるトコからヤルぞ!セックスできそうな予定はないけど!


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