女性ホルモンとセックスの関係を説く!?セックスには、女性のオナニーは本当に美肌やダイエット効果があるの?きれいになりましょコラムです。
かつて「女性には性欲などない」、ということになっていた時代がありました。今の時代にそれを信じている人はよもやおるまいが、男性の処女崇拝や女性嫌悪は、女の性欲に対する恐怖をしのぐための抑圧で、彼らにとってはそれなりに必要な幻想なのでしょうね。
「性欲は男のほうが強いが、その強弱はつまるところ個人差である」というのが現代の常識(ですよね?)。男女ともに、性欲全開、チャンスが有ればいつでもヤリたいというタイプもいれば、「そういうのめんどくさい」というアセクシュアルな人々もいる。この性欲のグラデーションを、私たちは外見からも類推しています。いわゆる体育会系の、マッチョな男らしさが漲っていると、いかにも肉食獣で性欲が強そうに見えるし、女の子のようにお肌がつるつるでなよやかな細っこい男の子が、ちんこを凶器にして振り回す様はとても想像できなかったり。そう、見た目にも表れているわけです。
性欲レベルの指標は、男性ホルモン(テストステロン)という物質なのだ。男性ホルモンという文字通り、男らしい骨格や筋肉を形作る作用があります。このテストステロン、男性と比べれば微量ながらも、女性のからだにも分泌されていて、女の性欲の正体もコイツなんですって。しかし、女性の場合、そもそも男性ホルモンは超微量なのです。ニューハーフの人などが、女性ホルモン投与をしたら性欲が落ちたと言うけど、その場合に、もともとからだにある男性ホルモンには手をつけてないわけだから、女の性欲はテストステロンの“絶対量”だけでは量れないと思われる。男性ホルモンの、自分の体内での“相対的な増減”が、性欲発動を左右しているのだ。おまけにそこに女性ホルモンも絡んできます。だから、生理周期と性的欲望はリンクする。中年期を過ぎると、女性ホルモンが低下して、相対的に男性ホルモン優位になりその影響で性欲が亢進するというのもよく言われる話。見た目おじさんだかおばさんだかわからないくらいに男性ホルモンばかり優位になっちゃったら、性欲は有り余ってるのに男性に欲望の対象として見られなくなるので、欲求不満に陥りそうね。
女の性欲の燻りは、自分の中にある「オトコ」物質が暴れているということなのです。しかし、ことが複雑なのは、女性ホルモンとのバランスをうまくとらなきゃならないところ。女の性欲が男よりも複雑なのは、からだのしくみも関係していて、社会的抑圧のせいだけじゃなかったんですねー。
現役高級ソープ嬢、ライター、作家。 「1996AIDS文化フォーラムin横浜」の講演会「性風俗とHIV/AIDS
」にパネリストとして出席、現役の性風俗嬢が公に発言した講演会ということで話題を呼んだ。
著書に「性器末コレクション」(イースト・プレス)、「てぃんくる系必勝講座」(太田出版 )、
「Hの革命」(共著・太田出版)など。近著に『独身女性の性交哲学(二見書房)』がある。
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