ラブリーポップ公式マガジン

Sexual Clinic

このコーナーでは、男性ライターがセックスや恋愛で悩む女性のための悩み相談にお答えします。 同性である女性が、恋愛やセックスの悩み相談にのることもできますが、男性の本音をよく知る男性からのアドバイスも役に立ちますよね。 例えば、セックスの回数が減ったなと悩んだ場合。その時の男性の心理は?本音は?コンドームをつけてくれない男性の本音は?男性が喜ぶフェラチオの方法は?etc・・・男性だからこそ、女性にアドバイスできること、有益な情報が盛りだくさんです。 連載期間:2003年〜2006年 ※現在、お悩みの受付は終了しております。

【相談内容】41歳人妻処女です。

相談者:マリコさん

初めて今日このサイトを見ました。 相談できそうな気がしまして メールしました。 私は41歳の人妻処女です。 もちろん子供はいません。 結婚して10年目になります。 結婚前、主人以外の人たちとの性交渉も十分ありましたが 私がペニスを受け入れるけることが出来ませんでした。 極度の恐怖感からです。 はじめは皆努力してがんばってくれるのですが インサートできない分私は口でサービスするので その方でいつしか満足???(わかりません)しているのか あきらめてしまうのです。 主人も同様で、 結婚してから1年位で セックスレスになりました。 それでもしばらくは お互い忙しいこともあり あまり気にならないでおりました。

が、そういう私も3年前ふとしたことから 初恋の人と再会し(彼は妻子持ち) 諸事情から(言い訳にはなりませんが) いわゆる不倫の関係になりました。 それでもやはりインサートは出来なく (彼も了承で)今に至ります。

私ごとですが、性欲は十分にあるほうなのです。

子供はあきらめました(というより 結婚したときから子供はもたないとの 話し合いがありました。(私に遺伝的要素の病気の 心配があったので) この年となった今となっては勇気をもって欲しかったなとの 思いもありますが、 こちらはもう諦めました。 ただ今気になるのは、もうじき閉経も迎える頃となって 時すでに遅しですが、女性として生まれたからには 一度はインサートされたいとの 思いが強く強くあります。 一女性としての自信に欠けている私がいます。 主人とはセックスをもつ機会は もう無いと思います。 (今更セックスについては恥ずかしくて 話しもできない状況ですが、子供のことで今年4月に 一度相談しましたが彼はもう望まないとのことでした。 ですのでこれ以上は話す機会はないと思います。 夫婦というより連れ合いとしての関係は成り立っています。)

でも、完全なるセックスはしたいのです。 今現在かなり気持ちは落ち込んでおります。 セックスを経験させてくれる人を望んだりもしています。

十分に説明もできずに支離滅裂、 気持ちのまま書かせて頂きました。 ご理解頂きにくいことも多々あるかと思いますが まずはご回答いただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。

ロイ小林のお答え

まず、子供の件について。 子供がいることによる幸せもあるし、いないことの幸せもあると思うのです。 その件については、旦那様とも話し合いの上で決着済みということなので、 ボクが言うことはなにもありません。 また、その旦那様との関係についても、 連れ合いとしての関係は成り立っているとのことなので、 ボクが余計な助言を挟む余地はないでしょう。 というわけで、問題は、 インサートをされたい、完全なセックスがしたいという点ですね。

きっと、今までにそうなりかけた男性たちも、 時間をかけて前戯をしてみたりと、努力はしてきたのでしょう。 それでも最後まで到達することはなかったということは、 痛がる貴女の姿を見て、相手の方が諦めたということですよね。 ボクもまた、ずっと以前・・・20歳くらいの頃、 処女の女の子と付き合っていたときに、似たような経験があります。 いざ入れようとするのだけれど、彼女があまりに痛がるので、 「じゃ、今度にしよっか」というパターンが何度も続きました。 ただ、その子の場合は「うん、ごめんね」ということで、 フェラで抜いてくれるなどということはなく・・・、 いや、それが普通であって、 いまさら当時の彼女に 「口でしてくれりゃよかったのに」というつもりはありません(笑)・・・、 その結果、何度目かのトライで思い切っちゃったわけです。 彼女の痛がる姿よりも、自分の性欲のほうが勝っちゃったわけですね。 貴女もまた、フェラでサービスするということをしなければ、 あるいは、どこかの人が思い切っちゃっていたかもしれませんが、 それを今言ってもしょうがないもんね。

「極度の恐怖感」というのは、ボクは男なので、 それがどれほどのものかは分かりませんが、 でも、「完全なるセックスをしたい」という貴女の背中を後押しするために、 あえて言うことにします。 セックスなんて、みんなしていることで、 びっくりするほど特別なことではないのよ。 痛みの程度の差はあれ、世界中でただ貴女だけが痛いわけじゃないのよ。 なにも、人と違うことをさせられるわけじゃないのよ。 みんなが最初は痛い思いをして、数日はその痛みが残ったとしても、 それを繰り返すうちに気持ちよく感じられるようになって、 そして、なんの問題もなく日常生活を送っているわけです。

というわけで、現在、貴女がセックスをする可能性が一番高い人は、 文中に出てきた、不倫関係にある初恋の男性ですよね。 次回、そういう機会が訪れたときに、宣言しちゃえばいいじゃない。 「今日は、絶対に最後までして」って。 「そのときに、私がどんなに痛がっても、やめないでね」って。 彼もまた、恐らくは貴女と近い年齢でしょうし、 結婚もしているわけですから、 セックスの技術が人並み以下ということはないでしょう。 それほどに悩んでいるのなら、どこかで思い切らないと、 解決はしないよ。今回のメールを、思い切るきっかけだと思って。

それでもダメだった場合は、 かつて彼女の痛がる姿よりも 自分の性欲の方が勝った男、 私めが喜んでいただかせていただきます。




Stanley

ロイ小林

職業:フリーライター

Q:人間関係に一番必要だと思う事はなんですか? A:「相手の立場に立って物事を考える」こと。また、そう考えられるための的確な想像力。

Q:恋人とグッドなバイブレーションを感じる為に  必要な事はなんですか? A:笑顔で見つめ合える瞬間と、お互いが満たされるエッチ。


TAGS: 恋愛とセックス - お悩み相談 - 前戯


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