生理からオナニーまで、獣フェミニストの毎日
前回は【マンコ持ちにとっての、「股ぐらのあの部分」でなくなる、マンコとのお付き合いの方法】についてをお休みさせていただきましたが、今回から再開!「マンコで表現する」方法を取り上げていきます。
「マンコで表現する」の第1弾は、マン拓でございます。
マン拓とは、魚に墨を塗りその形を摺り写す「魚拓」のごとく、マンコに墨などを塗りその形を摺り写すこと、あるいはその拓本のことです。
私がマン拓に出会ったのは、約10年前。コニョスナッチ=ズボビンスカヤさんの「MANTAKU」と題されたポストカードでした。ポストカードの中では、拡大されたマン拓が掛け軸として飾られていました。このポストカードを見て、私はマンコとのお付き合いの方法としてマン拓という方法があることに気づきました。
マンコの絵を描いたり、写真を撮ったりするのも、マンコ表現だと思うのですが、マンコそのものを使って表現するというのが新鮮でした。
このポストカードにヒントを得てマン拓をとってみた私の友人によれば、「マン拓はできた拓本もおもしろいが、マン拓をとるプロセスがおもしろい」とのことでした。泥んこ遊びのようにしてマンコで遊ぶ触感のおもしろさ、どんな拓本になるだろうという自然に任せる偶然の楽しみ・ワクワク感が味わえるというのです。
友人のマン拓体験談を聞き、私も「マン拓をとってみたい!」と思ったものの、結局、人生一度もとらずじまい。友人の話から「おもしろそう。一度試してみたい」と思いながら、何となくやらないまま、10年の月日が過ぎ去ってしまいました。
紙と塗料があれば簡単にできるだろうに。つくづく面倒くさがりのワタクシです。ワタクシはきっかけがないとダメです。
というわけで、マン拓をとりにマン拓経験者の友人のところに旅に出る予定をたてました。チケット手配済み。
私がマン拓に億劫だったのは、「なんかかぶれそう」という心配もちょっと影響しています。使用した塗料や方法を経験者の友人に教えてもらい、トライしてまいりたいと思います。
私のマンコさんはぽっちゃりしていて造形に複雑味がちっともないので、マン拓でどこまでディテールが表現できるのか、楽しみ。
次回、10年越し念願のマン拓。制作過程レポート致します。
大学卒論で女性器と女性との関わりをとりあげた、通称マン卒(「<性>にどう抵抗するか:<女性性器>を出発点にして」)を提出。研究者になるつもりが、進路変更。某資格取得のため真面目に勉強中。「あくまで実践 獣フェミニスト集団FROG(Feminism and Radical Onanie Group)」コアメンバー。
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