IKU ~vol.01 どうにかそこに導きたい。

 

Yさんは、もうすぐ二十歳になる4つ年上の、セミロングの茶髪、私と同じくらいの背、少しぽっちゃりしたプロポーションの美しいグラマラスな女性だった。
父子家庭で育ち、高卒で夜間の専門学校に進み、昼間は働いていて、職場に隣接された女子寮の一人部屋で暮らしていた。

5階建ての3階に彼女の部屋はあって、深夜、時間を見計らって裏口を開けてくれる。
私が戸口で、大丈夫なの?と小声で聞くと、何人かは同じようなことをやっている、と彼女は答えた。

部屋に入ってすぐに、心臓のドキドキ音がバクバク音となって聞こえだした。
黙っていると互いの呼吸音も聞こえてきて、それがさらにバクバクを煽る。何か話せばいいのだが、女子寮では男の私は囁く以外に声を出せない。

6畳一間のこざっぱりした部屋で、机の他にガラステーブルが部屋の真ん中にあるだけで目立った家具もなかった。すっかり準備は整っていて、テーブルの替わりにピンクの布団が部屋の真ん中に敷かれていた。
お風呂上がりの彼女の肌から放たれる艶めかしいシットリとした香りで満たされていた、、。

Yさんの充血したクリトリスを口に含んで舌先で撫でていると、彼女の方から要望を言ってくれる。「下から上に舐めて」「もう少し上、行き過ぎ、少し下」「強く」「弱く」「早く」「遅く」とか、詳細適時適宜に教えてくれる。

刺激を続けていくと、充血してクリトリスは、その内、段々小さくなっていき、奥に逃げていくように引っ込んでいく。「感じてないのか?」と思って彼女の顔をちらって見ると、タオルを強く咬んで声を出さないようにしながら仰け反ろうとしている。
一瞬、口を離したので、即座に彼女は「続けて」と言い捨てると、またタオルを咬み続けた。

なるほど、話さなくなったのは感じているからで、クリトリスが小さく引っ込んでしまったのは、感じている結果なのだ、とわかった。

大腿部と腹筋の硬直が始まって、 彼女が足に力を入れているのがわかる。
私のカラダは押し返されるようになってしまい、段々、舐めにくくなっていく。

逃げようとするクリトリス、そうさせないために両手の指で固定するようにしながら、露出するように工夫する。露わになったクリトリスに舌を小刻みに這わせていると、黙っていた彼女がタオルを吐き出し、一言、「イク、、」と声を漏らした、、。

彼女の「イク」と言うのは、男性の射精と同じ現象なのだろうか、自分が崩壊してしまいそうな強烈な快感が今、彼女の訪れようとしているのだろうか。大腿部の筋肉が硬直しているのは、その大きな波を受け入れようとしつつも、逃れようと、耐えようとする感覚なんだろうか。男性の「今、イク」と言う崩落寸前の状態がずっと続いているのだろうか。Yさんの行動は、そこから逃れようとしているように見えて、強く望んでいる。彼女はイキたがっている、、。

どうにかそこに導きたい。

構わず続けていると私の髪を鷲掴みして引き離そうとする。それでも続けていたら、「はっ」と言葉にならない声で叫んで、それ以上声が漏れない様、自分の手で口を塞ぎながら、エビのようにカラダを強く激しくくねらせた後、痙攣しながらも動かなくなってしまった、、。

膝を立て、その様子を私は呆然と眺めていた、、。とても不思議な爽快感が私に訪れた。ふと我に返り、Yさんの顔の上の乱れた髪を指で分け、そっと覆い被さるように抱いた。

これは、Yさんが初めて男性とイッた時のことだ。実は彼女と私は、処女と童貞の出会いで、この時点ではまだ挿入はなく、しばらくこんなようなSexが何回かに渡って続く、、。

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