ERO-DVD ～vol.08 乱れなさそうな人が乱れるとやっぱりアガるよね

最近なんだかいい感じで距離がちかづいる女子友が、世間話の終盤に、初対面の女性が彼女にむかって、すっごい美人ですねぇ～を連呼されて、心を閉じてしまった、という話をした。

本当に、自分に対して、そのことしかいってくれなくて、居心地が悪かったそうである。
そりゃええ気持ちせえへんなあ～、と相槌をうったものの、やっべ！とあせりました。彼女に、すっごい美人ですねぇ～といった女性は、たぶん、彼女の美人さに嫉妬しており、
その気持ちをなんとか解決しようとして、私はあなたが美人なことを認めてますよ～、的な態度で、結果、ものすごい気にしてるのがばればれだったんじゃないかと思う。

彼女に対しての嫉妬もきっとまるわかりで、そういうのはやっぱり伝わってしまうから、彼女は、いやだったんだと思う。

その話、つらいわ。ばればれなのが特に。そして私。その話は表面上、同意しつつも、内心、やっべ！である。どちらかというと私も、彼女にそういう態度をとったその女性と同じ理由で、美人に美人ですねぇ～といってしまうタイプだからである。

うわあ。他人事じない。だって、正直うらやましい。美人はやっぱ圧倒的な力をもっている。賞賛とともに、なんともいえない嫉妬めいた感情が生まれてくる。が、さすがに年の功、その感情をどうこう発展させぬ用心はするようになりました。といっても、相手の容姿や能力に多少嫉妬とかしているのはアタリマエなことで、その人とどんな気持ちを積み上げていくかは、また別なのですけど。とはいえ、彼女に、私も「美人やなあ」と連呼しなくて本当によかった。私は彼女に好かれたいので、セーフ！セーフーっ！
美人、というか、自分が近づきたいな、と思っている女性には、そんな感情を見せたくないものです。

そういった嫉妬の感情ともに、友達に対して、もっとみせたくない感情があって、それは、ついつい感じてしまうエロさです。
エロい感情って、関係性にどうであるにもかかわらず、何の気なしにふいに訪れるもの。ね。ね。で無理やりしめくくってますが。

「OL21時／丸の内」は、そんな私の女子に対する抑圧されたエロい視線を解放するのにはぴったりのDVDでした、これは、今どきの、清楚な美人さんが、出会い系サイトで知り合った男とのセックスで乱れていく、というドキュメンタリータッチな作品。こんなヒトがこんなことを！というオーソドックスだけど、やっぱり興奮するなあ。どうしようもなくオートマティックに。

こういう作品をみると、多くの男性が、美しい女性、というものに、あこがれつつも、憎しみめいた激しい欲情を覚えているのでは、と今までの世間＆男性ウォッチでえた知識もあわせるとそう思うのですが、自分の美人に対する気持ちを振り返ると、それも少しはわかります。

いや、わからなくていい！でもわかる！わかりたくないけどわかる！私は基本的には、女性を汚してやるぜ、的なファンタジーには萎え萎えのしおしおのぱーですが、
今宵はそんな気持ちもちょっとは。抜くのにはいいです。
そんなアンモラルでインモラルな感じで今月は閉めます。