ERO-DVD ~vol.05 エロストーリー欲情派!

今まで女子友と交わした熱い猥談の思い出を振り返ると、私の印象では、「エロにストーリーが不要派」と「エロにストーリー必要派」がいるのでは、と思います。
もちろん、まったく同じ傾向の人はおらず、同じ派でも、みんなぜんぜん違うのには毎回驚かされるのですけれど。 

「不要派」は、エロい要素がどかんと一発あればいい、そんな方々。例えれば、「肴は炙ったイカでいい」、そんな風に多くを求めず、ストイックながらも、自分のツボを抑えている感じ。媒体の種類では、男性向けのポピュラーなエログラビア、エロ小説、アダルトビデオは、それを追求しているかと。
AV鑑賞においては、唐突に絡みのシーンが始まってもオッケーだったり、抜きどころを探して早送りできます。

 「必要派」は、エロにいたるまでの物語や、人間関係の心理描写を重視します。といっても、その重きの置き方はいろいろで、エロ構造の王道、「やっちゃイケナイ障害があるんだけれど、肉欲に負け、なんかエロいことをしてしまう」を踏襲するシンプルなものから、愛がからんだり、支配欲がからんだりの、それぞれの人格を描き出したり、複雑な人間ドラマが展開されるものもあります。媒体でいうと、ストーリー性のあるレディコミ、ボーイズラブなんかがその代表格かと。 そのニーズのあり方をみると、「不要派」は男性向けのエロに多く、「必要派」は女性向けのエロに多いんじゃないかと。

男と女のワイドショー」を見て、私は「ストーリー必要派」だ!と思いました。セックスに、感情が絡んでいたほうが、よりエロを感じる派です。それは、必ずしも愛とかじゃなくてもよくて、どちらかというと、「せつなさ」重視。やってることはエロエロ、そこに感情がからめばからむほど、そのギャップもイイ、とそんな。

 私は、なんていうのか、セックスする必要のないもの同士がセックスしているってことに、どうも気になってしまうので、多くのアダルトビデオが、「このふたり、別にやらんくてもいいのにやってるやん」と思えてしまって、萎え萎えになるのです。お仕事で単にセックスしているのが意識されてしまうとあかんのですね。 
が!ドラマ仕立てだと、フィクションってことが前提なので、そちらのほうがエロに没頭できる! 同じセックスシーンなのに、お膳立てが違うとこんなに違うんですね!

アダルトビデオの多くは、ビジュアル重視で即物的な印象が強いですが、それで「なんかイヤ」と感じる女性は多いかも。同じAVでも、このビデオのように「ドラマあり」と
「AV女優さんをフィーチャーしてるやつ」では、ぜんぜん違うエロってことがわかりました。このビデオは、監督が女性(長崎みなみさん)なので、特にそうなのかしら。出ている男優さんもイケメンです。イケメンにはそんなに興味がないので、付け足しのようにつけくわえますが、イケメンってことより、男優さんたちのカラダがいいです。メンよりカラダに欲情っていうのもわかりました! 

これからはカラダで選びます!

 

※本コラムは2007年~2009年連載のため、紹介された作品は既に廃盤となっております。DMM動画(R18)にて動画配信は行っております。

DMM動画(R18)

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